まだ結婚もしてないけど… 将来の子どものために「AV業界」を辞めるべきか 2014年5月20日 今日の口コミ&年収 ツイート Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が寄せられていました。質問者はアダルトビデオメーカーに勤める32歳の男性mnmiyさん。交際中の彼女との結婚を考えており、将来は子どもが欲しいと思っているそうです。 条件の良い職場に何の不満もなく、できれば転職したくないという相談者さん。しかし周囲からは、偏見の目で見られることがあるのも事実です。将来生まれてくる子どものためにも、今のうちに勤め先を変えた方がよいのでは、と悩んでいます。 「親がAV業界で働いていることがバレたら、子どもはいじめやからかいの対象になるのではないでしょうか?」 エロや風俗関係なら「間違いなくグレる」? この相談には、やはり将来の弊害があるので、転職に賛成する意見がありました。 「イジメ以前に、思春期の子どもが親の職業を知った時のショックはとてつもなく大きいですよ。間違いなくグレるね。親がエロ漫画家・風俗店経営者ということを全て受け止められるほど子供は寛容ではありません」(Shorinji36さん) 回答者のYama891さんも、「AVは娯楽の一つではあるが、社会的価値観や道徳感で考えると、マイナスイメージがあるのでは。一般的な職業に転職したほうが、収入は減っても、自分の仕事内容について堂々と言えていいのではないか」という意見です。 確かに、学校や友だちの間で親の仕事が話題に出た時に、子どもが胸を張って答えることが難しいかもしれません。また、正直に答えたばかりに周囲からからかわれてしまう場面も予想できます。 一方で、相談者さんが本当に「AV業界は社会に必要な立派な職業だ」と思っていて、転職したくないのであれば自信を持って勤めればいい、と背中を押す人もいます。 「いつまでも後ろめたい気持ちで勤めるおつもりですか? あなたが先頭に立って偏見がなくなるように努めましょう」 大事なのは「給料」と「家族との時間」 回答者のmaiko0318さんは、結婚を申し込むときにも、彼女の両親に堂々と「勤務先はAVメーカーです」と答えなければ「お許しはでませんよ」と指摘します。 自分の仕事に誇りを持っている人は、輝いてみえるもの。転職したくないのであれば、まずは自分の中にあるひけ目を払拭することから始めてみては、というわけです。 とはいえ、子どもが小さいうちは「本当の仕事内容を話す必要はないのでは」という意見もありました。過去に転職経験があるmusukodaisukiさんは、「大切なのは家族を養うこと。本当の事は時宜を見て話せばよい」と励まします。 「子どもには、画像関係の仕事とかごまかせばいい。結婚して大事なのは、家族を安心させてあげられる給料と、家族との時間だから」 子どもが大きくなり家族を持ち、親に育ててもらったありがたさが理解できるようになれば、その時に初めて「父さんは悩みながらも、家族のためにこういう仕事をして家族を養ってきたんだよ」と話をすればよいのでは、というのです。 今の職場が待遇も良く不満もないのなら、勤め先はそのままでいいということ。家族を養い、子どもを一人前に育てあげることは大変なことです。キレイごとだけでは済みません。 回答者のtg_naka_55さんも、「(AV業界とは)オーディオビジュアルのことだと言っておけばいい」と助言します。父親がどんな仕事をしていようと、子どもにとって親は親。業界など些細なことなのかもしれませんね。(ライター:Makiko.N) あわせてよみたい:証券会社でうつ病発症、実録マンガに賛否
まだ結婚もしてないけど… 将来の子どものために「AV業界」を辞めるべきか
Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が寄せられていました。質問者はアダルトビデオメーカーに勤める32歳の男性mnmiyさん。交際中の彼女との結婚を考えており、将来は子どもが欲しいと思っているそうです。
条件の良い職場に何の不満もなく、できれば転職したくないという相談者さん。しかし周囲からは、偏見の目で見られることがあるのも事実です。将来生まれてくる子どものためにも、今のうちに勤め先を変えた方がよいのでは、と悩んでいます。
エロや風俗関係なら「間違いなくグレる」?
この相談には、やはり将来の弊害があるので、転職に賛成する意見がありました。
回答者のYama891さんも、「AVは娯楽の一つではあるが、社会的価値観や道徳感で考えると、マイナスイメージがあるのでは。一般的な職業に転職したほうが、収入は減っても、自分の仕事内容について堂々と言えていいのではないか」という意見です。
確かに、学校や友だちの間で親の仕事が話題に出た時に、子どもが胸を張って答えることが難しいかもしれません。また、正直に答えたばかりに周囲からからかわれてしまう場面も予想できます。
一方で、相談者さんが本当に「AV業界は社会に必要な立派な職業だ」と思っていて、転職したくないのであれば自信を持って勤めればいい、と背中を押す人もいます。
大事なのは「給料」と「家族との時間」
回答者のmaiko0318さんは、結婚を申し込むときにも、彼女の両親に堂々と「勤務先はAVメーカーです」と答えなければ「お許しはでませんよ」と指摘します。
自分の仕事に誇りを持っている人は、輝いてみえるもの。転職したくないのであれば、まずは自分の中にあるひけ目を払拭することから始めてみては、というわけです。
とはいえ、子どもが小さいうちは「本当の仕事内容を話す必要はないのでは」という意見もありました。過去に転職経験があるmusukodaisukiさんは、「大切なのは家族を養うこと。本当の事は時宜を見て話せばよい」と励まします。
子どもが大きくなり家族を持ち、親に育ててもらったありがたさが理解できるようになれば、その時に初めて「父さんは悩みながらも、家族のためにこういう仕事をして家族を養ってきたんだよ」と話をすればよいのでは、というのです。
今の職場が待遇も良く不満もないのなら、勤め先はそのままでいいということ。家族を養い、子どもを一人前に育てあげることは大変なことです。キレイごとだけでは済みません。
回答者のtg_naka_55さんも、「(AV業界とは)オーディオビジュアルのことだと言っておけばいい」と助言します。父親がどんな仕事をしていようと、子どもにとって親は親。業界など些細なことなのかもしれませんね。(ライター:Makiko.N)
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