サッカー観てたら遅刻しちゃう！ギリシャ戦を「有休」「半休」にする人が続出

6月15日（日曜日）の午前中、サッカーＷ杯日本代表のコートジボワール戦を観て、興奮した人も多いだろう。20日（金曜日）のギリシャ戦も応援したいところだが、問題は試合時間だ。

キックオフは午前7時。ハーフタイムやアディショナルタイムを入れると、試合終了は午前9時近くになる。自宅で最後まで試合を見届けてから出社すると、遅刻してしまうと悩んでいる人もいるのではないか。

部長が率先して「有休取得」する職場も

定時出社は命より大事、という仕事人間は別として、日本戦だけは「リアルタイムに観たい！」という人はかなり多い。ツイッターにも、金曜日は有給休暇を取ったと宣言する書き込みが散見される。

「今週金曜は有休取ろう。あきらかにサッカーって思われるけどかまわん」と、これから休みを申請しようという人も。上司が許してくれるかどうか不安もあるが、こんなときは嫌な顔をされたくらいではひるむ必要はない。

「ギリシャ戦の日は部長として率先して有休を取得します」

と、上司が休みを取ると宣言している書き込みも見られた。ただし、その穴埋めで部下に出社命令が出るようなら、恨まれてしまうだろう。

一方で、仕事の都合で丸一日休むことはできないという人もおり、「金曜午前半休入れられた！wカップ休暇！」というつぶやきも見られる。

開催地のブラジルは、ちょうど地球の裏側に位置し、時差は12時間もある。多くの試合が日本時間の午前1時から5時にスタートするので、他国の試合も含めて熱心に見ている社会人サッカーファンは眠くて大変だ。ツイッターには「#寝不足ジャパン」というハッシュタグも設けられている

どうしてもサッカーの試合が見たくなり、当日になって休みを申請する人もいる。ツイッターの投稿によると、ある会社員は有給休暇の申請理由に「サッカー見たいから」と書いた。

体調不良などとウソをつくことは、許せなかったのだろうか。おかげで上司からは「コミケ行く奴は半年前から申請書出してんぞ!?」と叱責されたという。

ホームページ制作のジオコードは、日本戦のある日は昼まで休み。社内でも応援イベントを開催する。日本チームが引き分け以上なら、その日は臨時休業にする。さぞかし会社に対する帰属意識が高まり、社員の一体感も強まることだろう。一方、サッカーに興味のない人からは、

「何考えてるのかわからん。俺からすれば、サッカーの結果をネットとかで見たらええやんって思う」

という冷ややかな書き込みも見られる。

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