夏休み中に上司からメール!? 海外では「禁止」している国もあるらしい 2014年8月12日 今日の口コミ&年収 ツイート お盆休みで、帰省やレジャーで羽を伸ばしている人も多いだろう。友人や親戚と久しぶりに会ったり、家族団らんで食事を楽しんだりしているかもしれない。 そんなリラックスした時間を過ごす最中に、上司から電話が入ったらどう感じるだろうか。あるいはメールボックスに「休み明けに考えを聞かせて欲しい」とメッセージが入ったら…。せっかく仕事から離れているのに、緊張が解けないのではないか。 毎日新聞の報道によると、ドイツでは現在「勤務外の電話やメールを禁止すべき」という提言が議論されているという。すでに一部の省庁や自動車メーカーで、就業後は緊急事態以外で従業員に業務メールを送らないなどの規則が導入されているそうだ。 ドイツのほか、フランスやブラジルでも制限 背景には、働き過ぎで心身を病む「燃え尽き症候群」と診断される人が、ドイツで年間13万人にのぼるという現状がある。このニュースは日本のネットでも話題になり、 「わかるなあ。僕も上司から電話があるとびっくりする」 「俺ドイツ人になる」「日本でもやれ」 とうらやましがる声があがった。パソコンやスマートフォンは現代人の生活を便利にし、省けたムダも確かに存在する。その一方で、仕事から24時間360日逃れられないという皮肉な状況も生んでいるのだ。 ドイツ以外でも、この状況に歯止めをかける動きがある。フランスではすでに、テクノロジー関連およびコンサルティング関連企業に勤める従業員約25万人を対象に「勤務時間外のメール」する労働協約が締結されたと報じられている。 一方で、完全に連絡を遮断してしまったら、緊急トラブルに応じられず顧客の信用がガタ落ちになる懸念も。これには「時間外の連絡は、時間外労働にカウントすればいいのでは?」という声もある。実際、ブラジルでは2012年に、業務時間外の従業員に電子メールを送る行為を「業務命令」と同等とみなす法律が承認されたそうだ。 いつ会社から連絡が来るか分からない、という緊張状態は続くかもしれないが、少なくともヒマをもてあました上司からの安易な連絡を減らすことはできそうだ。 着信10回! 上司の呼び出しを無視した人も ただ、本人が起こしたミスが理由でも、連絡を禁止すべきかどうかは悩ましいところだ。Q&AサイトのYahoo!知恵袋には、休日に上司から電話が掛かってきて「本日中に仕事のミスを修正するように」と指示を受けたという相談が載っている。 しかし、この人はよほど度胸があるのか、「会社から遠くにいること」や「知人が一緒にいること」、そして「その日のうちに誰かに迷惑をかけるミスでもなかったこと」を理由に、上司の呼び出しに応じなかった。しかし上司からは、その日10回の着信があったそうだ。 これには回答者から、「その上司の考え方おかしいですよ」と同調する声がある一方で、「会社に出社すべきでしたね。これはあなたの仕事に対する責任感が試されていたのです」と質問者をたしなめる意見もあった。 結局、質問者さんは翌日いつもより早く出社してミスを修正し、上司にはミスをしたことや、呼び出しに応じなかったことを詫びて事なきを得た。しかし、これで事件は終わらなかった。呼び出しの件を「上司の上司」が耳にして、上司を呼び出したのだ。 「こんなことで、拘束時間外の休日に執拗に電話して呼び出そうとするのは、会社としては認められない」 上司には「業務のミスの修正は、担当する者が責任を持ってやるように」という意図があったようだが、もし応じていれば問題はさらに大きくなっていたかもしれないと、質問者さんは胸をなでおろしている。 あわせて読みたい:「結婚指輪を外させろ!」 最新記事は@kigyo_insiderをフォロー/キャリコネ編集部Facebookに「いいね!」をお願いします
夏休み中に上司からメール!? 海外では「禁止」している国もあるらしい
お盆休みで、帰省やレジャーで羽を伸ばしている人も多いだろう。友人や親戚と久しぶりに会ったり、家族団らんで食事を楽しんだりしているかもしれない。
そんなリラックスした時間を過ごす最中に、上司から電話が入ったらどう感じるだろうか。あるいはメールボックスに「休み明けに考えを聞かせて欲しい」とメッセージが入ったら…。せっかく仕事から離れているのに、緊張が解けないのではないか。
毎日新聞の報道によると、ドイツでは現在「勤務外の電話やメールを禁止すべき」という提言が議論されているという。すでに一部の省庁や自動車メーカーで、就業後は緊急事態以外で従業員に業務メールを送らないなどの規則が導入されているそうだ。
ドイツのほか、フランスやブラジルでも制限
背景には、働き過ぎで心身を病む「燃え尽き症候群」と診断される人が、ドイツで年間13万人にのぼるという現状がある。このニュースは日本のネットでも話題になり、
とうらやましがる声があがった。パソコンやスマートフォンは現代人の生活を便利にし、省けたムダも確かに存在する。その一方で、仕事から24時間360日逃れられないという皮肉な状況も生んでいるのだ。
ドイツ以外でも、この状況に歯止めをかける動きがある。フランスではすでに、テクノロジー関連およびコンサルティング関連企業に勤める従業員約25万人を対象に「勤務時間外のメール」する労働協約が締結されたと報じられている。
一方で、完全に連絡を遮断してしまったら、緊急トラブルに応じられず顧客の信用がガタ落ちになる懸念も。これには「時間外の連絡は、時間外労働にカウントすればいいのでは?」という声もある。実際、ブラジルでは2012年に、業務時間外の従業員に電子メールを送る行為を「業務命令」と同等とみなす法律が承認されたそうだ。
いつ会社から連絡が来るか分からない、という緊張状態は続くかもしれないが、少なくともヒマをもてあました上司からの安易な連絡を減らすことはできそうだ。
着信10回! 上司の呼び出しを無視した人も
ただ、本人が起こしたミスが理由でも、連絡を禁止すべきかどうかは悩ましいところだ。Q&AサイトのYahoo!知恵袋には、休日に上司から電話が掛かってきて「本日中に仕事のミスを修正するように」と指示を受けたという相談が載っている。
しかし、この人はよほど度胸があるのか、「会社から遠くにいること」や「知人が一緒にいること」、そして「その日のうちに誰かに迷惑をかけるミスでもなかったこと」を理由に、上司の呼び出しに応じなかった。しかし上司からは、その日10回の着信があったそうだ。
これには回答者から、「その上司の考え方おかしいですよ」と同調する声がある一方で、「会社に出社すべきでしたね。これはあなたの仕事に対する責任感が試されていたのです」と質問者をたしなめる意見もあった。
結局、質問者さんは翌日いつもより早く出社してミスを修正し、上司にはミスをしたことや、呼び出しに応じなかったことを詫びて事なきを得た。しかし、これで事件は終わらなかった。呼び出しの件を「上司の上司」が耳にして、上司を呼び出したのだ。
上司には「業務のミスの修正は、担当する者が責任を持ってやるように」という意図があったようだが、もし応じていれば問題はさらに大きくなっていたかもしれないと、質問者さんは胸をなでおろしている。
あわせて読みたい:「結婚指輪を外させろ!」
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