スクエニ 韓でFFを配信 「出世の近道はタバコ部屋でのコネ作り」と社員 2012年7月30日 今日の口コミ&年収 ツイート スクウェア・エニックスは、ディー・エヌ・エー、韓国の大手ポータルサイト運営会社のダウム・コミュニケーションズと、モバイル用ソーシャルゲーム「ファイナルファンタジー ブリゲイド」の韓国語版を配信する。 配信はディー・エヌ・エーとダウムが韓国で運営する「Daum Mobage」で8月から行う。その事前登録の受け付けを7月25日から開始した。 「ファイナルファンタジー ブリゲイド」は、「ファイナルファンタジーの世界をシンプルなゲーム進行で体験できるソーシャルゲーム。日本では2012年1月に配信を開始。会員数は250万人(2012年6月現在)を突破している。 韓国語版「ファイナルファンタジー ブリゲイド」は、「ファイナルファンタジー エアーボーン ブリゲイド)」の名称で、韓国ではアンドロイド用アプリで提供する。「ファイナルファンタジー ブリゲイド」の海外配信は韓国が初。 スクウェア・エニックスは、現在、勢いのあるソーシャルゲームに柔軟に対応し成功している。今回はオンラインゲーム大国の韓国で、新たな展開を図る試みだ。 そんな同社は、社内から見るとどのような企業なのだろうか。キャリコネに寄せられた口コミを見てみよう。 【その他の口コミ&年収記事はこちら】 20代前半の男性社員は、仕事の面白みややりがいについて、こう言う。 「ゲームが好きな人はとてもやりがいのある会社に違いない」 この男性社員によると、ゲームが直接好きではなくとも、デザインなどに伴う各種最新のソフトウェアや、PC設備に囲まれながら行う業務は、クリエイティブな感覚を養えるのだという。 また、管理職に若い人材を実力主義によって登用、抜擢することも辞さないと言う。チャレンジ精神旺盛な人材にとっては、やりがいを感じさせる職場を想像させる。 一方、人気企業ならではの厳しさを感じさせるコメントもある。出世について、30代後半の男性社員は次のように述べている。 「プロジェクトごと、または職種ごとに派閥が形成されており、リーダー格の人物の口添えなしには出世することは不可能でした」 さらにこう続けている。 「技術的な評価で出世した例は、あまり見たことがなく『仲良し人事』で評価が下され出処進退が決まっていた節があります。タバコ部屋でコネを作るのが出世の近道です」 いかにも日本の大企業といったイメージだ。 また、30代後半の男性契約社員は、こう書き込んでいる。 「全体的に風通しがよく、奇妙な人間関係に悩まされることはあまりない。派閥というものがあまり存在しないため、仕事ができれば正社員になれ、キャリアパスも開けてくる」 ただし、正社員になれる人数は多くはないそうだ。 ファイナルファンタジーシリーズは、パソコン・コンシューマ機向けのオンラインゲーム、携帯電話向けアプリと、数少ない成功を収めている国産ゲームだ。その理由は、不動の人気タイトルはもちろん、風通しのいい人事にもあるのかもしれない。 *「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年6月末現在、45万社、18万件の口コミが登録されています。
スクエニ 韓でFFを配信 「出世の近道はタバコ部屋でのコネ作り」と社員
スクウェア・エニックスは、ディー・エヌ・エー、韓国の大手ポータルサイト運営会社のダウム・コミュニケーションズと、モバイル用ソーシャルゲーム「ファイナルファンタジー ブリゲイド」の韓国語版を配信する。
配信はディー・エヌ・エーとダウムが韓国で運営する「Daum Mobage」で8月から行う。その事前登録の受け付けを7月25日から開始した。
「ファイナルファンタジー ブリゲイド」は、「ファイナルファンタジーの世界をシンプルなゲーム進行で体験できるソーシャルゲーム。日本では2012年1月に配信を開始。会員数は250万人(2012年6月現在)を突破している。
韓国語版「ファイナルファンタジー ブリゲイド」は、「ファイナルファンタジー エアーボーン ブリゲイド)」の名称で、韓国ではアンドロイド用アプリで提供する。「ファイナルファンタジー ブリゲイド」の海外配信は韓国が初。
スクウェア・エニックスは、現在、勢いのあるソーシャルゲームに柔軟に対応し成功している。今回はオンラインゲーム大国の韓国で、新たな展開を図る試みだ。
そんな同社は、社内から見るとどのような企業なのだろうか。キャリコネに寄せられた口コミを見てみよう。
【その他の口コミ&年収記事はこちら】
20代前半の男性社員は、仕事の面白みややりがいについて、こう言う。
「ゲームが好きな人はとてもやりがいのある会社に違いない」
この男性社員によると、ゲームが直接好きではなくとも、デザインなどに伴う各種最新のソフトウェアや、PC設備に囲まれながら行う業務は、クリエイティブな感覚を養えるのだという。
また、管理職に若い人材を実力主義によって登用、抜擢することも辞さないと言う。チャレンジ精神旺盛な人材にとっては、やりがいを感じさせる職場を想像させる。
一方、人気企業ならではの厳しさを感じさせるコメントもある。出世について、30代後半の男性社員は次のように述べている。
「プロジェクトごと、または職種ごとに派閥が形成されており、リーダー格の人物の口添えなしには出世することは不可能でした」
さらにこう続けている。
「技術的な評価で出世した例は、あまり見たことがなく『仲良し人事』で評価が下され出処進退が決まっていた節があります。タバコ部屋でコネを作るのが出世の近道です」
いかにも日本の大企業といったイメージだ。
また、30代後半の男性契約社員は、こう書き込んでいる。
「全体的に風通しがよく、奇妙な人間関係に悩まされることはあまりない。派閥というものがあまり存在しないため、仕事ができれば正社員になれ、キャリアパスも開けてくる」
ただし、正社員になれる人数は多くはないそうだ。
ファイナルファンタジーシリーズは、パソコン・コンシューマ機向けのオンラインゲーム、携帯電話向けアプリと、数少ない成功を収めている国産ゲームだ。その理由は、不動の人気タイトルはもちろん、風通しのいい人事にもあるのかもしれない。
*「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年6月末現在、45万社、18万件の口コミが登録されています。