大東建託 太陽光発電事業に参入 成果なければ修羅場と化す会社 2012年8月10日 今日の口コミ&年収 ツイート 大東建託は太陽光発電事業に参入した。大東建託が賃貸管理を請け負っている集合住宅の屋根をオーナーから借りて太陽光発電を行う。太陽光パネルの設置や運用、メンテナンスは同社が行い、屋根の賃貸料をオーナーに支払う。 太陽光発電の対象は2001年度以降に竣工した既築の集合住宅と2012年10月以降に竣工した新築集合住宅。 12年度中に780棟/10メガワット、14年度中に3500棟/50メガワットを想定している。また、発電した電力はFIT(固定価格買取制度)を利用してすべて電力会社へ売電する。14年度に14億円の売り上げを見込む。 大東建託は賃貸集合住宅建築・管理請負の最大手。「社員の自殺原因は上司のパワハラ」と労災認定した労働基準監督署の裁定に「ノーコメント」と、マスコミの取材を拒否するなど、企業体質が疑問視されている会社だが、実際はどうなのだろうか。キャリコネの口コミから見てみよう。 【その他の口コミ&年収記事はこちら】 労働環境について、30代前半の男性社員は、次のように書き込んでいる。 「やればやったなりの報酬だが、休みなし、ノルマありで大変。自分にも他人にも厳しく管理できなければ続けるのは難しい」 さらに、こう言う。 「ノルマを達成できずに罵倒され、離職者97%に及んでいるのは間違いない」 また、20代前半の男性社員は、月末になると顧客などの部外者がいても、お構いなしに「休めると思うな」と上司の罵声が轟くと、月末の職場の雰囲気を伝えている。 職場環境については、30代後半の男性社員も、こう述べている。 「朝は軍隊かと思えるような朝礼から始まる。外回りを終えれば終礼のため帰社する。ここから先が何とも言えない雰囲気になる。成果がなければ修羅場と化す。見ている方も辛い。常に社内はピリピリしていて、精神衛生上よくない。毎日とても気が重い。社員の入れ替わりも激しく、名前を覚える前に辞めてゆく」 40代前半の男性社員は、こうした異常な雰囲気を「極限まで膨れた風船のような会社」と形容している。そして、こう断言している。 「会社に対して絶対的な服従を求め、すべてにおいて社員に極限を求める。これに耐えられない膨大な数の退職者がひっきりなしに発生している。(略)組織的に疲弊している」 同社はこれまでも「社員の自殺は他人事の一方で会長報酬2・6億円」「殺されても放すな、目的完遂までは」「ミーティングで殴りあう社員たち」など、しばしばマスコミで取り上げられてきた。 関係者は「経営側は企業としてさすがにヤバイと感じているのか、最近は労働環境を改善しようとしている。とは言え長年染み付いた独特の服従体質が改まるものではないし」と話している。 三鍋伊佐雄社長は、こうした一連の報道について、マスコミに説明をほとんどしていない。それでも、この会社は東証一部上場企業なのだ。 *「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年7月末現在、45万社、19万件の口コミが登録されています。
大東建託 太陽光発電事業に参入 成果なければ修羅場と化す会社
大東建託は太陽光発電事業に参入した。大東建託が賃貸管理を請け負っている集合住宅の屋根をオーナーから借りて太陽光発電を行う。太陽光パネルの設置や運用、メンテナンスは同社が行い、屋根の賃貸料をオーナーに支払う。
太陽光発電の対象は2001年度以降に竣工した既築の集合住宅と2012年10月以降に竣工した新築集合住宅。
12年度中に780棟/10メガワット、14年度中に3500棟/50メガワットを想定している。また、発電した電力はFIT(固定価格買取制度)を利用してすべて電力会社へ売電する。14年度に14億円の売り上げを見込む。
大東建託は賃貸集合住宅建築・管理請負の最大手。「社員の自殺原因は上司のパワハラ」と労災認定した労働基準監督署の裁定に「ノーコメント」と、マスコミの取材を拒否するなど、企業体質が疑問視されている会社だが、実際はどうなのだろうか。キャリコネの口コミから見てみよう。
【その他の口コミ&年収記事はこちら】
労働環境について、30代前半の男性社員は、次のように書き込んでいる。
「やればやったなりの報酬だが、休みなし、ノルマありで大変。自分にも他人にも厳しく管理できなければ続けるのは難しい」
さらに、こう言う。
「ノルマを達成できずに罵倒され、離職者97%に及んでいるのは間違いない」
また、20代前半の男性社員は、月末になると顧客などの部外者がいても、お構いなしに「休めると思うな」と上司の罵声が轟くと、月末の職場の雰囲気を伝えている。
職場環境については、30代後半の男性社員も、こう述べている。
「朝は軍隊かと思えるような朝礼から始まる。外回りを終えれば終礼のため帰社する。ここから先が何とも言えない雰囲気になる。成果がなければ修羅場と化す。見ている方も辛い。常に社内はピリピリしていて、精神衛生上よくない。毎日とても気が重い。社員の入れ替わりも激しく、名前を覚える前に辞めてゆく」
40代前半の男性社員は、こうした異常な雰囲気を「極限まで膨れた風船のような会社」と形容している。そして、こう断言している。
「会社に対して絶対的な服従を求め、すべてにおいて社員に極限を求める。これに耐えられない膨大な数の退職者がひっきりなしに発生している。(略)組織的に疲弊している」
同社はこれまでも「社員の自殺は他人事の一方で会長報酬2・6億円」「殺されても放すな、目的完遂までは」「ミーティングで殴りあう社員たち」など、しばしばマスコミで取り上げられてきた。
関係者は「経営側は企業としてさすがにヤバイと感じているのか、最近は労働環境を改善しようとしている。とは言え長年染み付いた独特の服従体質が改まるものではないし」と話している。
三鍋伊佐雄社長は、こうした一連の報道について、マスコミに説明をほとんどしていない。それでも、この会社は東証一部上場企業なのだ。
*「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年7月末現在、45万社、19万件の口コミが登録されています。