リクナビに聞いてみた! 「地獄のミサワ」とコラボした理由って? 2013年11月19日 キャリコネ調査班 ツイート 就活サイトのリクナビが漫画家「地獄のミサワ」とのコラボ広告を展開し、話題になっている。 地獄のミサワはシュールな絵柄とウザいセリフを語る作風が特長。寝てない自慢をする男やネットの話題に知ったかぶりする男など「いるいる、こういうヤツ」と笑ってしまうネタ画像で人気を博している。 しかし、なぜいま「リクナビ」に「地獄のミサワ」なのだろうか? 「就活のスケジュール管理? ぜーんぶ、親」 今回のリクナビのコラボ広告は、同社の就活生向け新サービス「OpenES」と「就活マネージャー」のリリースにともなって行われたもの。 11月14日以来、ポスターや電車の中吊り広告、テレビCM(オンエアは一部地域)がスタートしており、地獄のミサワの描く就活OBが「就活で大変だったこと自慢」を得意満面の表情で語ってくれる。 「俺がエントリーシート書き続けて実際1時間しか寝てなかったってどこ情報よ~?」 「就活のスケジュール管理? ぜーんぶ、親」 といった具合で、まさに“安定のウザさ”だ。 ツイッターなどでも目撃情報が相次いでおり、 「やばい、じわじわくるw」 「種類がいろいろあって、電車乗るたびにちょっとした楽しみ」 と比較的好意的に受け止められているようだ。 なぜこのようなコラボレーションを企画したのか? キャリコネ編集部で、リクナビのプロモーション担当・小野田加奈子さんに聞いてみた。 「就活の大変さ」をうざったいくらいアピール 「今回の『OpenES』と『就活マネージャー』は、就活の負担を軽減する新サービス。まだ就活をしたことがない学生にサービスの便利さを伝えたい、というのがそもそもの狙いです」 「OpenES」とは、エントリーシートや履歴書の作成と提出を効果的に行えるサービス。共通化できる項目をあらかじめWeb化し、簡単に企業へ提出できる機能だ。「就活マネージャー」はスマホアプリで、就活時の予定を一括管理できる。 エントリーシート作成やスケジュール管理にかかる時間や労力を削減できるのだが、それがどれだけ便利なのか、就活未経験の大学生には想像しにくい面もある。 そこで、まずエントリーシート作成などの「就活の大変さ」を、親しみやすくイメージしてもらおうというのが地獄のミサワを起用した理由だ。 「地獄のミサワさんが描く“就活OB役”に大変さを強調して語らせることで、学生たちが話題に取り上げやすくなるのでは、というのが狙いです。これをきっかけに新サービスの機能や便利さを知ってもらえれば」 確かに、就活の大変さをうざったいくらい過剰にアピールするのなら、地獄のミサワのキャラクターが最適だろう。自然と情報が刷り込まれ、いざ就活に挑むときに「使ってみるか」と思い出すかもしれない。 「このコラボは極秘で進めていたため、社内からも『これまでのリクナビのプロモーションとは異なるアプローチで意外』という声や『斬新で面白い』という声が聞こえましたね」 実際、このコラボには「組み合わせのギャップに驚く」「面白い」と、外部からも好意的な意見が多いそうだ。今回のテレビCMはYouTubeからも全バージョン閲覧することができる。 この戦略は奏功したようで、広告の公開以来、ツイッターやFacebookなどのSNS上での関連投稿は同社が把握しているだけでも数千~万単位で拡散中。現在も増え続けているという。 あわせてよみたい:2014年卒が選ぶ「就職したい・したくない企業」ランキング
リクナビに聞いてみた! 「地獄のミサワ」とコラボした理由って?
就活サイトのリクナビが漫画家「地獄のミサワ」とのコラボ広告を展開し、話題になっている。
地獄のミサワはシュールな絵柄とウザいセリフを語る作風が特長。寝てない自慢をする男やネットの話題に知ったかぶりする男など「いるいる、こういうヤツ」と笑ってしまうネタ画像で人気を博している。![](https://adm.careerconnection.jp/biz_admin/images/misawa20131128-3.jpg)
しかし、なぜいま「リクナビ」に「地獄のミサワ」なのだろうか?
「就活のスケジュール管理? ぜーんぶ、親」
今回のリクナビのコラボ広告は、同社の就活生向け新サービス「OpenES」と「就活マネージャー」のリリースにともなって行われたもの。
11月14日以来、ポスターや電車の中吊り広告、テレビCM(オンエアは一部地域)がスタートしており、地獄のミサワの描く就活OBが「就活で大変だったこと自慢」を得意満面の表情で語ってくれる。
といった具合で、まさに“安定のウザさ”だ。
ツイッターなどでも目撃情報が相次いでおり、
と比較的好意的に受け止められているようだ。
なぜこのようなコラボレーションを企画したのか? キャリコネ編集部で、リクナビのプロモーション担当・小野田加奈子さんに聞いてみた。
「就活の大変さ」をうざったいくらいアピール
「OpenES」とは、エントリーシートや履歴書の作成と提出を効果的に行えるサービス。共通化できる項目をあらかじめWeb化し、簡単に企業へ提出できる機能だ。「就活マネージャー」はスマホアプリで、就活時の予定を一括管理できる。
エントリーシート作成やスケジュール管理にかかる時間や労力を削減できるのだが、それがどれだけ便利なのか、就活未経験の大学生には想像しにくい面もある。
そこで、まずエントリーシート作成などの「就活の大変さ」を、親しみやすくイメージしてもらおうというのが地獄のミサワを起用した理由だ。
確かに、就活の大変さをうざったいくらい過剰にアピールするのなら、地獄のミサワのキャラクターが最適だろう。自然と情報が刷り込まれ、いざ就活に挑むときに「使ってみるか」と思い出すかもしれない。
実際、このコラボには「組み合わせのギャップに驚く」「面白い」と、外部からも好意的な意見が多いそうだ。今回のテレビCMはYouTubeからも全バージョン閲覧することができる。
この戦略は奏功したようで、広告の公開以来、ツイッターやFacebookなどのSNS上での関連投稿は同社が把握しているだけでも数千~万単位で拡散中。現在も増え続けているという。
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