「血液型と性格」アンケート結果発表! 女性の6割、AB型の5割が「関係ある」と回答 2014年8月8日 キャリコネ調査班 ツイート キャリコネが8月2日に配信した記事「『血液型と性格の因果関係なし』にネットユーザー納得せず 『それでもAB型は変人』」で読者アンケートを行なったところ、男性よりも女性の方が「血液型と性格は関係がある」と感じている人が多いことが分かった。 アンケートは5日間実施し、303件の回答が寄せられた。全体では「関係ない」とする回答が52.0%で、「関係ある」の39.4%を上回る結果となった。ヤフーのアンケートで54.2%の人が「関係ある」と答えたのとは対照的だ。 「関係ない」と考えるB型男性は61.5% 男女別で見ると、血液型と性格に「関係がある」と答えたのは、男性では31.2%にとどまったのに対し、女性は57.7%で、その差は26.5ポイントにのぼる。血液型占いは女性誌の定番コンテンツだが、それだけ信じている女性が多いということだ。 「関係ある」とした女性からは、経験上、血液型と性格に何らかの相関関係があると感じたという声が多い。特に「絶対に関係ある」と回答した女性からは、 「B型女性は非常にわがままで、付き合いにくい人が多い」 「この人と合わないと思ったら、ほぼB型」 「B型と一緒に仕事をすると、周りが振り回される」 と、気の毒なほどB型がフルボッコ状態になっている。 そのせいか、女性の中でも「関係ない」とする回答が最も多かったのが、B型で52.4%。B型の男性では61.5%にのぼる。血液型占いで「自分勝手」「気分屋」「ルーズ」などとネガティブに扱われることが多いせいか、不満に感じている人が多いということか。 一方で、「関係ある」とする回答が最も多かったのが、AB型で51.6%。血液型占いで「二重人格」「天才肌」「変人」などと言われることが多いが、この評を受け入れることにやぶさかでないという人も少なくないようだ。 B型とAB型の「回答率」がなぜか高くなっている理由 血液型別の回答者比率は、A型31.3%、O型23.7%、B型27.7%、AB型17.3%となった。日本の人口比率は、おおまかにA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割と言われているので、B型とAB型の比率が全体よりも高い。 B型もAB型も少数派のためか、血液型占いで極端な評価をされることも多い。それゆえに言いたいことがある、ということなのかもしれない。 キャリコネの元記事には、ニコニコニュースで1500件近いコメント、1800を超えるツイートがあった。若い男性ユーザーが多いせいか、その多くは「まだ信じてるのか」「くっだらない」など否定的な内容だ。ここでも、B型ユーザーからのコメントが目に付く。 「B型で何が悪いの?ねぇ…いい加減にしてくれる?」 「仕事まじめにやってるだけでA型?とか聞いてくるやつマジ滅びろと思うそんなB型です」 「とりあえず、B型イジメが無くなればそれでいいよー(涙目」 血液型本の著者は「バーナム効果」認める このほか、ニコニコニュースの読者からは「バーナム効果」という言葉を使ったコメントが数多く寄せられた。ウィキペディアによると、1956年に米国の心理学者ポール・ミールが、興行師バーナムの「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉に因んで名付けた、 「誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象」 を指すという。 「B型女の取扱説明書」などの血液型本を書いている新田哲嗣氏も、キャリコネの記事を踏まえたMETISの記事で、「科学的根拠は未だ見つかっていないのは事実」「(バーナム効果のような)心理的効果によるものも大きい」と認めている。やはり九州大学の「科学的な因果関係はない」という研究結果は正しかったのだろうか。 あわせて読みたい:面接で「セックスしたことある?」と聞かれたら 最新記事は@kigyo_insiderをフォロー/キャリコネ編集部Facebookに「いいね!」をお願いします
「血液型と性格」アンケート結果発表! 女性の6割、AB型の5割が「関係ある」と回答
キャリコネが8月2日に配信した記事「『血液型と性格の因果関係なし』にネットユーザー納得せず 『それでもAB型は変人』」で読者アンケートを行なったところ、男性よりも女性の方が「血液型と性格は関係がある」と感じている人が多いことが分かった。
アンケートは5日間実施し、303件の回答が寄せられた。全体では「関係ない」とする回答が52.0%で、「関係ある」の39.4%を上回る結果となった。ヤフーのアンケートで54.2%の人が「関係ある」と答えたのとは対照的だ。
「関係ない」と考えるB型男性は61.5%
男女別で見ると、血液型と性格に「関係がある」と答えたのは、男性では31.2%にとどまったのに対し、女性は57.7%で、その差は26.5ポイントにのぼる。血液型占いは女性誌の定番コンテンツだが、それだけ信じている女性が多いということだ。
「関係ある」とした女性からは、経験上、血液型と性格に何らかの相関関係があると感じたという声が多い。特に「絶対に関係ある」と回答した女性からは、
と、気の毒なほどB型がフルボッコ状態になっている。
そのせいか、女性の中でも「関係ない」とする回答が最も多かったのが、B型で52.4%。B型の男性では61.5%にのぼる。血液型占いで「自分勝手」「気分屋」「ルーズ」などとネガティブに扱われることが多いせいか、不満に感じている人が多いということか。
一方で、「関係ある」とする回答が最も多かったのが、AB型で51.6%。血液型占いで「二重人格」「天才肌」「変人」などと言われることが多いが、この評を受け入れることにやぶさかでないという人も少なくないようだ。
B型とAB型の「回答率」がなぜか高くなっている理由
血液型別の回答者比率は、A型31.3%、O型23.7%、B型27.7%、AB型17.3%となった。日本の人口比率は、おおまかにA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割と言われているので、B型とAB型の比率が全体よりも高い。
B型もAB型も少数派のためか、血液型占いで極端な評価をされることも多い。それゆえに言いたいことがある、ということなのかもしれない。
キャリコネの元記事には、ニコニコニュースで1500件近いコメント、1800を超えるツイートがあった。若い男性ユーザーが多いせいか、その多くは「まだ信じてるのか」「くっだらない」など否定的な内容だ。ここでも、B型ユーザーからのコメントが目に付く。
血液型本の著者は「バーナム効果」認める
このほか、ニコニコニュースの読者からは「バーナム効果」という言葉を使ったコメントが数多く寄せられた。ウィキペディアによると、1956年に米国の心理学者ポール・ミールが、興行師バーナムの「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉に因んで名付けた、
を指すという。
「B型女の取扱説明書」などの血液型本を書いている新田哲嗣氏も、キャリコネの記事を踏まえたMETISの記事で、「科学的根拠は未だ見つかっていないのは事実」「(バーナム効果のような)心理的効果によるものも大きい」と認めている。やはり九州大学の「科学的な因果関係はない」という研究結果は正しかったのだろうか。
あわせて読みたい:面接で「セックスしたことある?」と聞かれたら
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