営業職が転職で活躍できる3つの業界
好況感の高まりで営業人材にチャンス!
アベノミクスや2020年の東京五輪への期待感から、消費者の消費マインドが強まっています。小売などB to Cの業界で採用ニーズが高まっていましたが、2014年からはメーカーや商社などB to Bの業界でも営業職の求人が活発化しています。
消費財関連の業界では“攻め”の展開をしている企業が少なくないため、30歳未満の若手人材であれば未経験OKという求人も少なくあります。もちろん、同業界からの転職は一層有利です。未経験からのキャリアチェンジも、経験を生かしたステップアップも狙える状況と言えるでしょう。
「営業職×転職」で注目の業界は?
●広告業界
広告業界ではWeb広告のスマホ対応などの新トレンドの登場で、さらなる増員を図っている企業が増えています。未経験OKの求人も少なくありませんし、リーマンショックで削減された企業の広告費投資が盛り返しつつあることもプラス材料です。
●不動産業界、土木建築業界
不動産業界では2014年4月と2015年10月の増税を見越して、駆け込み需要が予想されています。これに伴って営業部隊の増員を狙っている企業も多数あります。また、2020年の東京五輪に向け、土木・建設での人員強化も継続的に行われています。
●消費財業界(食品、アパレル、その他)
消費マインドの上昇に伴って、食品やアパレル、各種生活用品といった個人向け消費財を扱う企業の動きが活発になっています。営業経験だけでなく、小売店への戦略提案や販売代理店との折衝などの経験があると、転職にも有利でしょう。
営業職への第一歩を踏み出す好機!
若手であったり、販売職・接客業でコミュニケーション力や提案力を身に付けていたりすれば、未経験でも営業職への転職が望める企業が少なくありません。既に営業職の人にとっては、経験を生かして他業界への転職も狙えます。一方、ブラック企業問題の高まりによって、働きやすさ向上や過度な残業の低減を図る企業も増えつつあります。営業職への新たな一歩を踏み出すには最適なタイミングでしょう。
「営業職×転職」のPOINT
◆広告、不動産・建設、消費財関連で採用活発化!
◆若手であれば営業職未経験からの転職のチャンスもあり
◆営業経験者はスキルを生かして他業界へのキャリアチェンジも狙える
◆営業職の福利厚生や待遇アップを図る企業も登場