営業女子が営業男子より活躍するための3要素
企業のダイバーシティ(多様性)が重視される現在、営業職に女性の感性を生かそうという企業が日に日に増えつつあります。営業職として活躍する女性=“営業女子”になるためのポイントはどこにあるのでしょうか?
■今、営業女性が求められる理由
ひと昔前の営業職は、気合いや押しの強さが求められる仕事でした。しかし現在では顧客のニーズをつかみ、課題解決のための提案を行い、顧客から信頼してもらうことが重視されています。こうした中、女性が本来持つ「3つのK」が営業職で生かせるようになってきています。
★営業女子の強み「3つのK」
(1)共感性:顧客の悩みや課題を深く理解する能力
(2)協調性:チームや外部の人間と良好な関係をつくる能力
(3)気配り:求められているものを敏感に察知する能力
何気ない雑談で初対面の人と気軽に打ち解けたり、細やかな気遣いで相手の心をすぐにつかんだりといったことは、一般的に男性より女性のほうが得意な傾向があります。
ビジネスにおいても、顧客のニーズを早期に理解し、社内外の人と信頼関係を結びながら柔軟に対応していく…。そんなスタイルの営業女子が求められるようになっているのです。
■営業女子が求められている業界
営業女子はどんな業界で求められているのでしょうか。女性向け商材を扱う業界はもちろん、住宅や保険といったファミリー向けの商材でも女性が特に活躍しやすいと見られています。
★営業女子が特に求められている業界
【女性向け商材を扱う業界】
化粧品、アパレルなど女性特有のセンスが生かせる。
【不動産業界、保険業界】
女性が購入の主導権を握ることが多いためニーズをつかみやすい。
【人材紹介業界】
異なる立場の人々と調整を行うため、協調性が生かせる。
一方、どうしても男性のほうが求められがちな営業職もあります。例えば、重量物を運搬することも多いモノづくり系メーカー、転勤・出張が頻繁にある商社などでは、比較的男性の営業社員のほうが活躍しています。
■営業女子が活躍できる企業の見極め方
男女平等が進んだ現在でも、残念ながら女性が正当に評価されない企業は残っています。転職で営業女子を目指す場合、下記の点に注意して志望企業を比較し、女性がフェアに活躍できる企業かどうかを見極めましょう。
・女性の管理職やチームリーダーはいるか?
・産休制度や育休制度などは活用されているか?
・ワークライフバランスは適切か?
・セクハラ、パワハラなどが問題になったことはないか?
・女性だけでなく、男性にとっても働きやすい会社か?
以上のポイントをクリアしている企業なら、営業女子として活躍できるベースは十分にあります。ぜひあなたの営業センスを発揮してみましょう!
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