営業職のマンネリ防止の3ポイント
営業職として2〜3年経験を積むと、次第に仕事のコツがつかめてくるでしょう。すると、ある程度の成績は、“いつも通り”の営業活動でコンスタントにあげられるようになります。しかし同時に、中には営業職としてマンネリ化してくる方も少なくありません。
仕事がマンネリ化すると、これまでのように意欲的な活動が行えなくなります。また、場合によっては営業活動そのものにやりがいが見いだせなくなることもあるでしょう。ここではそうした事態を避けるため、営業職のマンネリ化防止について3つの対策を解説していきます。
1. 自分なりの工夫を試してみる
誰もが入社当初は、先輩社員に教わりながら営業活動を進めます。やがて独り立ちしたとしても、しばらくは教わったやり方に沿い、営業を行うことでしょう。すると、営業活動全体の流れに慣れてしまい、毎日同じことの繰り返しになってしまいます。
そんなときは、自ら営業活動に“変化”を加えてみましょう。例えば営業資料を作り直してみたり、これまでとは異なる業界をターゲットにアプローチしてみたり。あるいは、テレアポ中心からメール営業に変えてみるなど、自分なりの工夫を試してみましょう。
もちろん成績が下がっては意味がありませんが、自分オリジナルの営業手法が確立され、それによって成果があがれば新たな営業手法の確立につながりますし、仕事へのやりがいも高まるはずです。
2. 常に改善点を見つける
世の中には「完璧な営業職」などほとんどいません。たとえトップセールであっても、常に改善を重ねながら成長しているものです。そのため、常に自分自身の営業活動に対して「もっと改善できる部分はないか」と見直してみましょう。営業トークなら、「もっと上手な切り返しは無かったか」「本当にニーズを最大限に引き出せたのか」などの観点から見直してみましょう。また、プレゼンについても、定期的に資料や話し方を見直すことは重要です。自分に成長の余地があると認知できれば、モチベーションの維持に繋がります。
3. 効率化に取り組んでみる
ある程度の成績があげられるようになったのであれば、今度は効率を重視してみてはいかがでしょうか。効率化が実現できれば、よりゆとりを持って営業活動が進められます。そうすれば、同じ期間でもより多くの成績があげられるようになり、社内評価も高まります。また、効率化によって残業時間が削減できれば、結果としてプライベートな時間の充実化にもなるでしょう。
マンネリ化の要因は、自分自身の仕事に対する気持ちにあります。どうすれば自分が意欲を引き立てられ、モチベーションが維持できるのか。これを土台として考えながら、ここでご紹介した対策を参考に取り組んでみてください。(ライター:ナレッジ・リンクス/三河賢文)