朝型ITエンジニアになる3つのメリット
ITエンジニアは、働く環境によって残業・徹夜となることが少なくありません。しかし残業が常態化し、徹夜が発生すると、仕事の能率は下がりデメリットは増すばかりです。そこで今回は、朝型ITエンジニアになるメリットを紹介します。
■朝型ITエンジニアになる3つのメリット
- 静かな環境で集中して作業できる
- 勤務時間が短くなり、プライベートな時間が増える
- 生活のリズムが整い、体調が維持できる
朝型人間になると、残業も減って豊かな生活に近づけます。それでは、そのメリットについて詳しく見ていきましょう。
1)静かな環境で集中して作業できる
周りは夜型人間が多いので、朝に活動すると人数も少なく邪魔されることがありません。電話やメール、会議、確認などは、相手がいなければ成り立たないこと。相手が居ない時間帯は、自分が抱える仕事に集中することができます。仕事を途中で中断することは、能率低下に繋がります。配慮された職場もありますが、全ての職場で配慮されているとは言えない状況です。自分で働きやすい環境を整える意識が重要になってくるでしょう。
2)勤務時間が短くなり、プライベートな時間が増える
仕事の能率が上がると、それだけ仕事の時間も短くなります。また、深夜の残業や遅めの始業などは、周囲の環境に左右されやすいものです。「今日もどうせ帰宅が遅い」そう考えてしまうと、ダラダラと仕事をすることになります。早く起きるためには、やはり早く寝ることが大切です。そのため、できるだけ早く帰宅したいと思うようになるでしょう。早く帰宅する意識があれば、仕事の能率はさらに上がります。残業をする必要がなくなるため、私的な用事を入れることにも躊躇が無くなるはずです。
3)生活のリズムが整い、体調が維持できる
朝型人間になるために、自然と規則正しい生活になっていくでしょう。夜更かしなどを避けることで生活のリズムが整い、いつも同じように生活できるはずです。規則正しい生活を送ることで、体も疲れにくくなります。また、朝型のほうが積極的になる傾向にあるなど、心身共に健康を保ちやすいと言えます。メンタルヘルスについては、どう取り組めばいいか分からない人がいるかもしれません。そういう人は、まず早起きに取り組んでみてはどうでしょうか。
ただ単に、朝早く起きれば朝型人間というわけではありません。就寝時間や夕食の時間も合わせて改善する必要があります。また、それに伴って、勤務時間など自分の1日の行動を見直すことも大切です。中には、残業代のために残業をしているという人もいるでしょうが、残業代で豊かな気持ちになれているでしょうか。環境を変えたくても、働く環境によっては改善することが難しい場合もあります。今働いている企業で朝型ITエンジニアになれないとしたら、職場を変えるのも一つの方法かもしれません。(ライター:ナレッジ・リンクス/原 進)