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    転職のギモン99 「内定」に関する疑問

    2014年4月30日 転職の基本  -  転職のギモン99

    Q1 内定が出たけど、受諾の返事はどれくらい待ってもらえるの?

     

    A 長くても1週間。内定取り消しの可能性も考慮すべし!

    保留期間は長くても1週間ほどと心得ましょう。できれば3日以内に返事したいところです。保留する際は「一度、家族と相談したいので○日までお待ちいただけないでしょうか」などと伝えてください。ただし、保留の申し入れをするということは「辞退の可能性あり」と言っているようなもの。志望意欲を疑われる可能性がありますし、最悪の場合、内定取り消しもあり得るので要注意です。

     

     

    Q2 内定を辞退したいときはどうすればいい?

     

    A 電話で速やかに「自己都合により辞退」と伝える

    内定を辞退する際は、なるべく早く伝えましょう。メールでもNGではありませんが、電話のほうが丁寧な印象です。このとき「勝手なお願いで恐縮ですが、当方の一身上の都合で辞退させていただきたいと思います」などと伝えるのがベター。「他社で内定が出たため」と詳細な理由を話すのは、むしろ礼を失することになります。

     

     

    Q3 突然の内定取り消し…どんな理由が考えられる?

     

    A 経歴詐称や急激な経営悪化などが考えられます

    一般的に「内定」とは労働契約の成立だと見なされています。そのため企業が内定取り消しを行うには正当な理由が必要。「候補者の経歴詐称(学歴や職歴、犯罪歴など)」「候補者が内定後に罪を犯した」「人員整理が必要なほどの経営悪化が生じた」などがそれに当たります。これらに該当しない場合、不当な内定取り消しとして裁判で争うこともできますが、仮に入社が認められても気持ちよく働くことは困難でしょう。見切りをつけてしまうのもひとつの手です。


     

    Q4 口頭で内定をもらったが、書面で確認することはできますか?

     

    A 内定通知書を発行してもらおう

    内定したポジション、給与、待遇などについてまとめた「内定通知書」を発行してもらいましょう。この通知書は一般的なものですので、発行をお願いするのは失礼にはあたりません。

     

     

    Q5 内定を辞退することで損害賠償を求められる可能性はある?

     

    A 基本的にその可能性はありません

    内定辞退で法的な責任を負わされることはありません。損害賠償などの要求にも応じなくてOKです。また、内定を承諾すると労働契約が発生しますが、この後でも法的には辞退することは可能です。しかし、例えば企業側がすでに新入社員用の備品を購入していたなどの場合、損害賠償を要求される可能性があります。

     

     

    Q6 内定後に給与や勤務時間などを確認するのは失礼でしょうか?

     

    A 失礼ではないがひと言添える工夫を

    失礼には当たりません。しかし、これまでにも質問する機会はあったわけですから、「聞きそびれてしまい申し訳ありませんが…」などとひと言添えたほうがいいでしょう。また給与や賞与について聞く際は、「入社後の生活をイメージしたくお伺いします」と付け加えると、お金にガツガツした印象を与えずに済みます。

     

     

    Q7 第一志望の企業の選考結果が出てから内定の返事をしたい…。

     待ってもらえうことは可能ですか?

     

    A 取り消しのリスクは念頭に置いておくこと

    「内定が出た企業に必ず入社しないといけない」という決まりはないので、待ってもらうこと自体は可能です。その際は「家族と相談したいため、○日まで待っていただけないでしょうか?」と伝えましょう。ただしQ1にあるように保留期間は長くても1週間。また、保留の意思を伝えることで少なからず内定取り消しのリスクを負います。よく考えて返事をしましょう。

     

     

    Q8 一次面接のその場で内定が出たんですが、これって大丈夫?

     

    A 不安なら内定の理由を聞いてみよう

    あなたのキャリアと企業の求める人物とが「どんぴしゃ」でマッチしていれば、即内定が出ることもあります。ただし、不自然なくらいに入社承諾書を急かす場合は、「誰でもいいから採用しよう」というブラック企業の可能性も。不安な場合は「よろしければ内定をいただけた要因をお教えください」と質問しましょう。まともな企業であれば納得できる理由を回答してくれます。

     

     

    Q9 内定をもらったが、家族に受諾を反対されている。どうすればいい?

     

    A あなたの言葉で説明することが大事!

    憲法では「職業選択の自由」が定められていますから、公共の福祉に反しない限り、家族といえども個人の職業選択を妨げることはできません。しかし、家族が反対するのにも何か理由があるはず。給与額や勤務時間、業界・職種に対する不安があるようでしたら、あなたの言葉でしっかり事情を説明することが大事です。家族の協力を得るためにも、企業選びの時点から「こういう企業への転職を考えている」と明らかにしておくといいかもしれません。

     

     

    Q10 内定を承諾した後でも辞退してもいいのですか?

     

    A 可能だが、誠実かつ丁寧に対応すること

    内定承諾書や入社承諾書を提出したあとでも、法的には辞退は可能です。しかしあなたの入社を見越してパソコンなどの備品を購入していた場合、その分の損害賠償を求められる可能性があります。企業に迷惑をかけていることには変わりありませんから、辞退を申し入れるときは速やかにかつ誠実に対応すべきです。

     

     

    Q11 内定を承諾したあとにやるべきことは?

     

    A まずは退職の申し入れと業務引き継ぎ

    「入社日の決定」→「現在の勤務先への退職の申し入れ」→「業務の引き継ぎ」→「退職」→「入社」という流れが一般的です。業務の引き継ぎ期間は、1か月ほどを目安に考えましょう。業務の引き継ぎと入社日がかぶらないように、綿密にスケジュールを立てる必要があります。

     

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