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    転職のギモン99 「その他」に関する疑問

    2014年5月13日 転職の基本  -  転職のギモン99

    Q1 聴覚障害を持っています。転職時には話しておくべき?

     

    A 業務に影響する場合、事前に知らせておいたほうがベター

    障害を持っていても転職活動を行うことはできます。しかし障害の度合いにもよりますが、業務に支障が出る可能性があるなら履歴書などに記入しておいた方が企業とのすれ違いを招かずに済みます。また、できること・できないことを整理しておき、履歴書や面接などで説明できるようにしておくと、企業側もあなたの能力について判断しやすいでしょう。

     

     

    Q2 地方公務員歴5年の28歳です。

     今から民間企業への転職は難しいでしょうか?

     

    A 民間企業への転職を納得させる理由が必要

    基本的に解雇されない公務員という仕事は、どうしても「ぬるま湯の中で仕事をしてきたのでは?」と見られがち。そのため「なぜ公務員から民間へ転職するのか」という点と「転職先でどのように貢献ができるのか」をロジカルに説明する必要があります。単に「給料が少ないから」「やりがいがないから」という説明ではなく、誰もが民間企業への転職に納得できるような理由を説明できるようにしておきましょう。

     

     

    Q3 企業への転職活動中ですが、将来は起業を考えています。

     面接で話しておくべきですか?

     

    A 遠い将来の起業であれば話しても問題なし

    いつ起業したいかによって企業の受け取り方も変わってくるでしょう。10年後・20年後であれば、面接で話してもあまり問題はないと思います。しかし3年後・5年後の起業であれば、企業の採用活動に与える影響も大きくなりますから、話すといい顔をされないかもしれません。ただ、社員の起業を奨励するベンチャー企業も少なくありません。そういった企業に絞って転職活動を行うのもいいでしょう。

     

     

    Q4 競合のライバル会社に転職するのは問題でしょうか?

     

    A 就業規則などに定められていなければ問題ないが…

    雇用契約書や就業規則で「退職後○年間は競合への転職を禁ずる」などと決められていない限り、ライバル会社への転職は原則として問題にはなりません。しかし転職後、前職で得た社外秘情報や顧客情報などを利用するとなると倫理的に問題。あなた自身が「他社の機密情報や弱みを利用する人物」と評価されるからです。こうしたうわさは同業者にはすぐに広まってしまうものですから、注意が必要です。

     

     

    Q5 一度落ちた企業に再度エントリーしても失礼にはなりませんか?

     

    A 前回不採用になった理由を考えてみて

    失礼にはあたりません。しかし、なぜ前回不採用になったのか、その要因を自分自身で考えてみてください。不採用の要因を解消できていなければ、再応募しても採用されるのは難しいでしょう。

     

     

    Q6 親の介護のため残業が困難です。転職には不利でしょうか?

     

    A 業務にどれくらい影響するのか率直に話してみて

    高齢化が当たり前になった現在、企業も介護の重要性を把握し始めています。週にどれくらいの介護が必要で、業務にどう影響するのか、業務に支障が出そうなとき、どのようにカバーするのかを話せば、企業側の理解も得られやすいでしょう。とはいえ、急な残業や休日出勤が発生するポジションへの転職は、やはり難しくなります。介護支援手当などの制度を用意している企業もありますので、福利厚生面の充実している企業を選ぶことも選択肢に入れてみましょう。

     

     

    Q7 転職回数は採用の合否にどれくらい影響しますか?

     

    A ケースによって異なるが、一貫性の無さはマイナスに!

    「30代なら転職回数は2~3回までOK」というのが一般的です。それを考えると40代以上なら3~4回までが目安でしょう。ただし転職が当たり前の外資系企業の場合、5~6回以上転職している人も少なくありません。また、転職回数の多さよりもキャリアに一貫性がないケースや短期間で会社を転々としているケースをマイナスに評価する人もいます。

     

     

    Q8 未就学児を抱えるシングルマザーです。

     正社員として働くのは難しいでしょうか?

     

    A 仕事と育児の両立がカギ

    この場合、企業は「仕事と育児を両立できるか?」ということを気にします。保育園を利用していたり実家の協力を得られたりしているのであれば、「育児のサポートは得られているので、問題なく働けます」などとアピールしてください。また残業や休日出勤が難しいのなら、そのことは事前に話しておきましょう。近年は働くママ向けの求人サイトや就職支援制度もあるので、積極的に利用してみてください。

     

     

    Q9 東京から地元へのUターン転職を考えていますが、

     注意点はありますか?

     

    A 目指すキャリアにこだわりすぎないこと

    まず、どうしても地方のほうが給与は安くなります。また都心と比べて求人情報が少ないため、希望にマッチする仕事にも出会いにくくなります。そのため企業選びの際には、理想にこだわりすぎない柔軟な姿勢が求められるでしょう。その他、企業の所在地によっては自動車通勤が必要なところもあります。実際にその地で働くことをイメージしながら転職活動することが重要です。

     

     

    Q10 転職したいのですが忙しすぎて時間が取れません…。

     何かいい方法はありますか?

     

    A 人材コンサルタントを活用しましょう

    人材紹介会社のコンサルタントを活用しましょう。希望条件や目指すキャリアを伝えておけば、マッチした求人案件を推薦してくれるため、求人探しの手間が省けます。またIT企業の場合、Skypeなどを使ったインターネット面接で時間を節約している会社もあります。十分な貯蓄がある場合(目安として給与の半年分)は、思い切って退職後に転職活動を行うのもひとつの手です。

     

     

    Q11 パチンコなど社会的なイメージが悪い業界からの

     転職は難しいでしょうか?

     

    A 大切なのは得てきた経験をどう生かすか

    上場企業の社員が必ずしも転職に有利とは限らないように、パチンコ業界やナイトビジネス業界の人が転職に不利とも限りません。大切なのは、どんなスキル&経験を得てきたのか、それをあなたが転職先でどのように活用するのか。そこに納得できるロジックがあれば、出身業界を気にする必要はありません。むしろ、過去の職務内容に応じて選考に不当な差をつけるような会社は辞退したほうがいいでしょう。

     

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