迷ったらこれを聞け! 面接で使える8つの逆質問
転職の面接では、企業側に質問する機会がほぼ必ずあります。入社意欲を見せるためにもしっかり自分の疑問をぶつけておくことが望ましいのですが、緊張して質問が思いつかない、あるいは何を聞いていいかわからないという人もいるでしょう。
ここでは面接の幅広いシーンで“使える”逆質問をいくつかピックアップしてみました。面接前に読み返し、効果的な逆質問の例をしっかり学んでおきましょう。
- 「自分と同じように中途入社して活躍しているのは、どのようなタイプの人ですか?」
- 「面接官の方は、なぜこの会社に入社されたのですか? また、今まで働き続けてこられた理由は何だと思いますか?」
- 「所属部署は何人くらいのチームで、そこではどのような会社と取引がありますか?」
- 「入社して、現場に配属された後の具体的な流れを教えてください」
- 「現在注力している事業や、今後の事業計画を教えていただけますか?」
- 「前職で同じ分野での経験があるのですが、中途入社した人はどのくらいの給与水準なのでしょうか」
- 「前職では残業も含めて毎日○時間ほど働いていましたが、御社の社員の方は何時くらいまで働いていますか?」
- 「御社では社員について、今後どのようなスキルが必要になると考えていますか?」
1.「自分と同じように中途入社して活躍しているのは、どのようなタイプの人ですか?」
入社してからどのように働いていけば活躍できるのかわかります。また、自分の性格や適性がその会社と合うかどうかも推測で切るでしょう。
2.「面接官の方は、なぜこの会社に入社されたのですか? また、今まで働き続けてこられた理由は何だと思いますか?」
やりがいや働きやすさ、人事評価の公平性などにおいて、その会社の社員が自社にどのような価値を見出しているのかが分かります。個人的な質問なので、面接官と打ち解けやすいメリットもあるでしょう。
3.「所属部署は何人くらいのチームで、そこではどのような会社と取引がありますか?」
実際に一緒に働く人は誰なのか、どういう規模のビジネスを手掛けることになるのか、具体的なイメージを描くことができます。可能であれば、チームの構成メンバー(1人のマネージャーに対し、何人のメンバーがいるのかなど)も聞いておくと良いでしょう。
4.「入社して、現場に配属された後の具体的な流れを教えてください」
求人情報には入社後の情報が載っていないことがしばしばあります。研修があるのか、即戦力としてすぐに業務に取り掛かるのかなど、入社してから必要な知識を知ることで、事前に心構えもできるでしょう。学習意欲が高いというアピールにもなります。
5.「現在、注力している事業や、今後の事業計画を教えていただけますか?」
新規事業を立ち上げる場合は、その分お金や人も動きます。この質問の回答から、会社の将来性や事業の安定性を推測できるでしょう。
6.「前職で同じ分野での経験があるのですが、中途入社した人はどのくらいの給与水準なのでしょうか」
ダイレクトに「給与はいくらですか?」と聞くと、心証を悪くする可能性があります。同じポジションの社員の状況を聞くことで給与のイメージを推測しましょう。
7.「前職では残業も含めて毎日○時間ほど働いていましたが、御社の社員の方は何時くらいまで働いていますか?」
心証が悪くならないように残業できることをアピールしつつ、残業時間を推測するための質問です。一次面接で質問するより、ある程度、選考が進んでから質問したほうが無難でしょう。
8.「御社では社員について、今後どのようなスキルが必要になると考えていますか?」
その会社のビジネスの方向性や、社員に求める価値観を知ることができます。スキルアップの意欲をアピールできますし、特に技術職の面接においては自分と企業とのマッチングを図る上でも有効な質問です。