具体的な業務内容
【神奈川】音振設計(プロジェクト推進)※「日産アリア」を代表に空間としての車創りをお任せ/V2303
〜「まるでリビングルームのよう」空間としての車両開発の探求!/バッテリーEB(BEV)の開発に向けた静粛性向上プロジェクトの推進をお任せします〜
■業務概要:
BEVプロジェクトの車両開発担当として、搭乗者の乗り心地性能向上をミッションに音振設計プロジェクトの推進をお任せします。
■業務詳細:
・お客様の期待値、市場環境など車両要求を理解分析のうえ、静粛性の目標策定
・車室内空調/バッテリー冷却システムにかかる振動/騒音に関するプロジェクト推進
・電動コンプレッサやウォーターポンプなど各部品の特性/仕様検討、性能目標の立案
・国内外の部品サプライヤー様と部品開発/設計、プロジェクト管理
・車両での評価は実験部署と連携し、CAEや実験データを基に、最適な形状/特性を決定
■BEVと音振
自動車EV化に伴い、搭載される部品には電動エアコンプレッサーやウォーターポンプなど音や振動を発生するものが増えており、従来の自動車ではエンジン音でかき消されていたモーター音が顕在化するほか、自動車が移動手段ではなく空間としての需要が高まる中で、より車内の静粛性が市場拡大のカギを握っております。
■内外装技術開発本部について
3〜5年先の次期車両開発にかかわる空調・冷熱システムの開発を担当する組織です。開発テーマとしてはBEV車両の航続距離拡大(効率化・低コスト化)/搭乗者の利便性や快適性の追求(OTA活用・静粛性向上)を掲げており、車両製品としての性能とお客様への付加価値を掛け合わせた開発を目指しております。
■バッテリーEV(BEV)の将来性
エンジンを搭載せず完全に電力のみで駆動をするBEVは、各国政府の助成金や税制優遇などの積極的な政策により2022年にHEVの販売台数を超えました。今後、特に欧州を入り口として環境法規制の強化を背景に全世界での販売台数向上が見込まれます。同社でもグローバルでのEV販売台数比率を2026年までに44%まで伸ばしていくため、BEVを含めた新車種の開発プロジェクトが複数立ち上がっております。
■「日産アリア」を生み出したマイスターたち
https://www2.nissan.co.jp/SP/ARIYA/VLP/MAGAZINE/ARCHIVES/1936/
チーム/組織構成