医薬品業界のストレス度の低い企業ランキング2019

医薬品業界のストレス度の低い企業ランキング2019

医薬品業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値が高い順にランキングにしました。トップ10は以下の通りです。
 
【医薬品業界の"ストレス度の低い企業"ランキング】
※調査概要は下部に記載
■1位「第一三共」に関する口コミより

「産休や育休制度が充実している。周りでは結婚や出産で退職した人は皆無。皆これら制度を利用して職場復帰している。過去は幹部候補の女性採用は少なかったが、会社は女性活躍推進を掲げており、課長クラスの女性も最近増えている」
(研究開発/40代後半男性/年収1400万円/2018年度)

<その他の「第一三共」の口コミ・給与明細情報はこちら>
https://careerconnection.jp/review/9409/

■働きやすい環境づくりに注力し、受賞歴多数の「第一三共」

第一三共は、「三共」と「第一製薬」との共同持株会社として2005年に設立された国内大手医薬品メーカーです。グループ全体でイノベーティブ医薬品やジェネリック医薬品、OTC医薬品、ワクチンなど幅広い医薬品を扱っています。

社員が働きやすい環境づくりに積極的に取り組む同社は、対外的にも評価されています。育児支援に積極的な企業として2009年から継続的に厚生労働省から認定され、「くるみん」マークを取得。その他にも、「ファミリー・フレンドリー企業部門 東京労働局長優良賞」「均等推進企業部門 東京労働局長優良賞」などの受賞、「健康経優良法人ホワイト500」にも選定されています。

例えば、事業所内保育所を4施設設置したり、法廷を超える介護休業を用意したりするなど、育児・介護の支援に注力。リフレッシュ休暇やボランティア休暇など、休暇制度も充実させています。

2017年度実績の月間平均所定外労働時間は14.9時間と少なく、平均有給休暇取得日数は11.5日と多め。有価証券報告書(2019年3月期)によれば、平均年間給与は約1098万円で、平均年齢は43歳です。

■1位「アステラス製薬」に関する口コミより

「勤務時間の管理はわりと厳しいので勤務時間に関するブラックな面はほぼないと思われる。休日出勤時も、手当がつく。研究所の正社員のほとんどが裁量労働制を選択しているので、勤務時間は基本的に自身で決めているし、残業も自己管理している。担当する業務によって異なるが19時以降は基本的に社内に残る人が少ない」
(研究開発/30代前半女性/年収720万円/2016年度)

<その他の「アステラス製薬」の口コミ・給与明細情報はこちら>
https://careerconnection.jp/review/8491/

■2009年からプレミアムフライデーを導入した「アステラス製薬」

抗がん剤や免疫抑制剤等で有名な国内大手製薬会社の「アステラス製薬」。世界50か国以上に自社販売網を持ち、海外売上比率は7割弱です。2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し、現在の社名となりました。

社員の育成に関しては、多数の自己啓発プログラムを用意しており、成長機会が豊富にあります。また、フレックスタイム制度、事業場外みなし労働制度、裁量労働制度など、職務に応じた多様な働き方を用意。子育てと両立する社員のために、ベビーシッター・託児利用時の費用補助、在宅勤務の導入、時短勤務の延長など手厚い支援策も整備しています。こうした取り組みが認められ、複数回「くるみん」認定を受けているほか、「なでしこ銘柄」に選定。2014年には「ダイバーシティ経営企業100選」にも選出されました。

社員のメンタルヘルスケアや健康リスク者へのフォロー、病気・ケガをした際に就業を継続しやすい体制も強化。長時間労働の防止にも力を入れており、2009年にプレミアムフライデーをいち早く導入。金曜日の所定労働時間を短縮し、16時退社としています(「ファミリーフライデー」)。有給休暇の平均取得日数も14.7日(2017年度実績)と多めです。

 

<調査概要> 「医薬品業界の"ストレス度の低い企業"ランキング」
調査対象:『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「医薬品」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業
調査内容:企業別にキャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値を算出(5点満点)
対象期間:2016年4月1日~2018年3月31日
回答者:キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員

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