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上司との酒は「金を払う残業」? 新社会人の6割が「仕事」と割り切り
宝酒造が行なったインターネット調査によると、部下が「飲み会への誘い」に応じる理由を上司に尋ねたところ、「(部下は)お酒を飲む雰囲気が好きだから」(53.8%)、「お酒が好きだから」(38.6%)と思っている人が多かったという。
しかし新社会人は、飲み会に対して必ずしもポジティブな印象を持っていないようだ。上司の誘いに応じる理由で、最も多かった回答は「お酒を飲みに行くのも仕事だと思うから」で、61.9%(複数回答)を占めた。
つまり、部下は「飲み会への参加も仕事」と割り切っているが、上司は「部下は喜んでついてきている」と勘違いしている、というすれ違いがあるのが実態のようだ。
「親近感」を得るためには近道かも
学生時代の友人同士の飲み会とは違い、上司との飲み会は色々と気を使うことも多い。勤務時間は終わったのに、会社の外で上司から仕事の話を聞かされ、説教されることもあるというのは、新社会人にとってあまり楽しいものではない。
最近の20代は、そもそも酒を嗜まない人も多い。ネットでも、上司との飲み会への参加に対して否定的な意見が多い。
昔は上司が全額おごるのが普通だったが、最近は懐事情が厳しいのか、部下もいくらか払わないといけない、ということもあるようだ。「会社の飲み会は『金を払う残業』」という嘆きが漏れてくるのも仕方ない。
とはいえ、行く前は億劫だと思っていても、行ってみたら意外とよかったということもあるだろう。「行かず嫌い」はもったいないのではないだろうか。上司の性格や好みを知ることで、攻略しやすくなるかもしれない。宝酒造の広報担当者は、取材にこう答えてくれた。
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