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学生バイトの責任はどこまで? 「給与貰っていればプロ」なのか
幸福の科学が運営する「The Liberty Web」が8月2日、「『ブラック企業批判』の行き過ぎは危険」と題した記事を公開している。同日朝刊で「学生ら労組で対抗 ブラックバイト許さない」と報じた東京新聞の記事を取り上げ、こう断じている。
顧客側からは「低レベルの仕事でいいわけではない」
The Liberty Webの「慧」氏は東京新聞の記事を踏まえ、「ブラックバイト」の定義について、正社員並みの責任や、学業に支障をきたすほどの重労働を課されたりする「学生であることを尊重しないアルバイト」と捉える。
そのうえで、次のような理由から「学生であることを尊重しないアルバイト」という見方に問題があると指摘し、労働組合「ブラックバイトユニオン」の結成を報じた東京新聞の責任も追及している。
確かに、当たり前の品質に達していないサービスを提供されれば、代金を支払う消費者の立場からクレームを入れたくなるものだ。「僕はバイトなんで、甘く見てくださいよ」と言われても納得できず、強い憤りを感じる人もいるかもしれない。
学生は反発「責任持たされる給与貰ってません」
しかし以前からネットにあがっているのは、アルバイトに重い責任を負わせるのはおかしいという声だ。アルバイトを雇う社員は「給与貰ってるならお前はプロなんだよ。プロとして自覚しろよ仕事に責任持て」というが、時給800円のアルバイトからすれば、
というわけである。このあたりは消費者、経営者と労働者側の言い分が食い違いがちなところだろう。
しかし少なくとも経営者の視点からは、「低い賃金のバイトがレベルの高い仕事をしてくれれば、それはとてもお得な話だ」となるに違いない。逆に学生バイトは割りの合わない仕事と感じたら、勇気を持って「辞めさせていただきます」と申し出て自分の身を守ることも必要だ。
あわせて読みたい:ヤフーの「爆速」すぎる経営改革に社員が不安
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