• 与沢翼「ネオヒルズジャパン」で自信満々 仲間からの信頼では「ホリエモンに勝っている」

    「秒速で1億円稼ぐ条件」の著書で知られ、先日傷害容疑で書類送検された与沢翼氏が責任編集長を務める雑誌「ネオヒルズ・ジャパン」(双葉社)の創刊号が11月下旬からコンビニなどに並びはじめ、話題を呼んでいる。

    表紙では、七三分けの与沢氏が不敵な笑みを浮かべてポーズを決めている。「格差社会を生き残れ!年収1000万超を目指す若きビジネスマン必読マガジン」「稼ぐか、死ぬか!」「孫正義 堀江貴文を超える!?」と威勢のいいコピーが並ぶ。

    リブセンス村上氏には「地味かな?(笑)」

    ネオヒルズ族とは、インターネットのアフィリエイト広告や情報商材販売などで短期間に莫大な額を手にしたとされる人々のこと。かつて騒がれた六本木ヒルズ族と同様に六本木周辺に集まることからそう自称している。

    自らを広告塔とし、派手な私生活をフェイスブックなどで発信しており、独特の成り上がり感が特徴だ。創刊号の中で、与沢氏は「元祖ヒルズ族」の堀江貴文氏をこう評価する。

    「業界の権威の弱みを突くことでビジネスを拡大させるセンスは素晴らしく、メディア企業買収の騒動も興味深かった」
    「建前を嫌い、本音で鋭くえぐる行動力も見習う点は多い」

    一方で、「相手を挑発して敵を作ることが多い」と厳しく指摘し、

    「僕は、社員や取引先に嫌われることを好まない。仲間からの信頼という点では勝っているはずです」

    と自信を示すことも忘れない。

    2012年に25歳の最年少での上場を果たしたIT企業「リブセンス」社長の村上太一氏については、人間性にまで言及している。

    「人間が完成されているが故に地味かな?(笑)。業界地図を一瞬で塗り替える爆発力では(自分が)勝っていると思います」

    懸賞は「7200億円相当」のドライブ

    だが、仕事術の部分は割と普通。最近のビジネス系自己啓発本から美味しいところだけを拾ってきたような感じで、少し拍子抜けする。

    「朝は一日の方針を決めろ!」「メール返信は即断即決!」
    「優先順位をつけろ!」「商談を後日に持ち越すな!」
    「テレビを見ずに自己投資しろ!」

    創刊号ではこのほか、著名写真家レスリー・キーが撮影した与沢氏の男気溢れる巻頭グラビアのほか、現在までのバイオグラフィーからライフスタイルまで公開。高級マンションにフェラーリ、美女とのデートなど、テンプレ的な「成り上がり写真」が多数掲載されている。

    与沢さんとのロールス・ロイスでの2時間のドライブが1人にプレゼントされる懸賞コーナーもある。「秒速1億円」の男を2時間独占できるということで「7200億円相当」ということらしい。

    キャリコネ編集部でTwitterの声を拾ってみると、「表紙の顔から面白い」「ちょっと読んでみたい」といった声が出ている反面、「手に取る勇気がなかった(笑)」「読んだら負けな気がする」といったつぶやきもある。 

    媒体概要によると、創刊号の発行部数は7万部、年4回の発行を予定。ホリエモンは「対談依頼が来ましたが、華麗にスルーしてますw」とTwitterでつぶやいている。

    また与沢氏は、専属運転手を殴った容疑で11月22日に書類送検、テレビや全国紙で報道された。これについてもネットでは「タイミングよすぎw」などと話題になっている。 

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