「仕事できないと女の子も来なさそう」 アイドル東京女子流の発言にファン動揺 2014年2月4日 仕事のエコノミクス ツイート 5人組アイドルグループ、東京女子流のメンバーが1月下旬、ラジオでフリーターに批判的な内容を発言し、ファンが動揺している。 1月22日放送の「GIRLS GIRLS GIRLS FULL BOOST 東京女子流のアスタラジオ」(FM FUJI)のリスナー投稿コーナーで、こんな相談が寄せられた。 「去年は彼女に振られ、仕事もクビになりました。今年は恋愛と仕事、どっちを頑張ればいいですか?」 これに対し、メンバーの一人が「絶対仕事でしょ、仕事だよ」と即答。さらに、「恋愛なんて仕事より後回しですよ。仕事しなきゃ食べていけないですよ」と追い討ちをかけた。 その後も複数のメンバーから、「仕事できないと女の子も来なさそう」「彼女できたら絶対なんの仕事してるの、とか聞かれるじゃん」「フリーターです、とは言えないもんね」といったコメントが相次いだ。 ファン「平日のイベントは非正規ばかりなのに」 これが2月初旬、2ちゃんねるのファンスレッドで拡散。困惑する声があがった。 「平日にイベントに来ているのは非正規のファンばかりなのに……」 「大卒非正規の俺には耳の痛い話だぜ」 「正社員じゃなければアイドルヲタ卒業しろってことか」 東京女子流の発言には、フリーターなど非正規労働者と、無職を混同しているような部分もある。しかし1月末に総務省が発表した2013年平均の労働力調査(基本集計)によると、雇用者全体に占めるパートやアルバイトなどの非正規雇用の割合は36.6%で、過去最高を更新。非正規が多数を占める職場も少なくない。 東京女子流のメンバーは15~17歳の女子中高生が中心で、最近の雇用事情を知らない可能性もある。ファンからは「昔は正社員が多かったけど、今は非正規で働く人もたくさんいる。でもまあ世間一般の女子高生の認識なんかこんなもんだろ」といった諦めの書き込みも見られる。 中には「そもそも女子高生に『恋愛と仕事どっちを頑張るべきか』なんて聞くのが悪い」などと憤るリスナーもいたが、番組では相談者へのフォローもあった。 「(去年のできごとは)ショックかも知れませんが、2014年はポジティブに頑張ってください」 「仕事をすれば、仕事終わりの飲み会で出会いがあるかも知れない」 仕事なくては恋愛もない、という結論は変わらなかったようだ。 あわせて読みたい:「恋愛不適格者」の職業
「仕事できないと女の子も来なさそう」 アイドル東京女子流の発言にファン動揺
5人組アイドルグループ、東京女子流のメンバーが1月下旬、ラジオでフリーターに批判的な内容を発言し、ファンが動揺している。
1月22日放送の「GIRLS GIRLS GIRLS FULL BOOST 東京女子流のアスタラジオ」(FM FUJI)のリスナー投稿コーナーで、こんな相談が寄せられた。
これに対し、メンバーの一人が「絶対仕事でしょ、仕事だよ」と即答。さらに、「恋愛なんて仕事より後回しですよ。仕事しなきゃ食べていけないですよ」と追い討ちをかけた。
その後も複数のメンバーから、「仕事できないと女の子も来なさそう」「彼女できたら絶対なんの仕事してるの、とか聞かれるじゃん」「フリーターです、とは言えないもんね」といったコメントが相次いだ。
ファン「平日のイベントは非正規ばかりなのに」
これが2月初旬、2ちゃんねるのファンスレッドで拡散。困惑する声があがった。
東京女子流の発言には、フリーターなど非正規労働者と、無職を混同しているような部分もある。しかし1月末に総務省が発表した2013年平均の労働力調査(基本集計)によると、雇用者全体に占めるパートやアルバイトなどの非正規雇用の割合は36.6%で、過去最高を更新。非正規が多数を占める職場も少なくない。
東京女子流のメンバーは15~17歳の女子中高生が中心で、最近の雇用事情を知らない可能性もある。ファンからは「昔は正社員が多かったけど、今は非正規で働く人もたくさんいる。でもまあ世間一般の女子高生の認識なんかこんなもんだろ」といった諦めの書き込みも見られる。
中には「そもそも女子高生に『恋愛と仕事どっちを頑張るべきか』なんて聞くのが悪い」などと憤るリスナーもいたが、番組では相談者へのフォローもあった。
仕事なくては恋愛もない、という結論は変わらなかったようだ。
あわせて読みたい:「恋愛不適格者」の職業