仕事を仕上げたらリフレッシュしよう! nanapi社長が「リリース休暇」提唱 2014年2月14日 仕事のエコノミクス ツイート ハウツーサイト「nanapi」などの運営で知られるロケットスタートの「けんすう」こと古川健介社長が「リリース休暇」を提言し、話題となっている。 「何か大きなアップデートとか、新規プロジェクトのリリースがあると、その前が大変だから、リリースし終わって落ち着いたら1日休もうぜ」 2月12日、ブログに投稿した記事によると、この制度は同社で実験的に導入されているようだ。エンジニアリングやデザインは疲れているといい仕事ができないので、「業務のために休む」ようなイメージだという。 日本人はとかく休むことに抵抗があり、「有給(休暇)使うと周りからこう思われるんじゃないか」などと考えがちだ。なので、いっそ休むことを義務にしてしまえば、休まないことが逆に悪くなる、という。 「1ヶ月の間違いじゃね?」と厳しい声も これがネットのIT業界関係者を中心に話題になり、歓迎する声が多数寄せられている。 「確かにありかもー。リリースの日か、その次の日休めるってわかってたら心置きなく無理して働けて、リフレッシュも出来そう」 確かにネット系の企業では、新サービスのリリースが近くなると、ディレクターやエンジニアが休日返上で遅くまで働き続けることは珍しくない。しかし働いてばかりいては磨り減ってしまうし、リフレッシュしないと新しいアイデアは出てこない。 編集プロダクションを経営する梅田カズヒコ氏は、リリース休暇について「マネジメント的には、義務だというのがミソですね」と指摘する。古川社長も「そうなんですよね、だって責任者的には、成果を出すために働かせたくなっちゃうので」と、経営者のジレンマをにじませている。 また、IT企業で働く男性から「(付与する休暇は)たった1日かよ。1ヶ月の間違いじゃね?」と厳しい声が飛んだが、古川社長は「もうちょっと長期に休める仕組みも作りたいんですけど、さすがに人員がいなすぎて、有給(休暇)や休日と合わせて長くするくらいしかできていないですね…」と本音で応じている。 あわせてよみたい:「3か月も休める」あの大企業
仕事を仕上げたらリフレッシュしよう! nanapi社長が「リリース休暇」提唱
ハウツーサイト「nanapi」などの運営で知られるロケットスタートの「けんすう」こと古川健介社長が「リリース休暇」を提言し、話題となっている。
2月12日、ブログに投稿した記事によると、この制度は同社で実験的に導入されているようだ。エンジニアリングやデザインは疲れているといい仕事ができないので、「業務のために休む」ようなイメージだという。
日本人はとかく休むことに抵抗があり、「有給(休暇)使うと周りからこう思われるんじゃないか」などと考えがちだ。なので、いっそ休むことを義務にしてしまえば、休まないことが逆に悪くなる、という。
「1ヶ月の間違いじゃね?」と厳しい声も
これがネットのIT業界関係者を中心に話題になり、歓迎する声が多数寄せられている。
確かにネット系の企業では、新サービスのリリースが近くなると、ディレクターやエンジニアが休日返上で遅くまで働き続けることは珍しくない。しかし働いてばかりいては磨り減ってしまうし、リフレッシュしないと新しいアイデアは出てこない。
編集プロダクションを経営する梅田カズヒコ氏は、リリース休暇について「マネジメント的には、義務だというのがミソですね」と指摘する。古川社長も「そうなんですよね、だって責任者的には、成果を出すために働かせたくなっちゃうので」と、経営者のジレンマをにじませている。
また、IT企業で働く男性から「(付与する休暇は)たった1日かよ。1ヶ月の間違いじゃね?」と厳しい声が飛んだが、古川社長は「もうちょっと長期に休める仕組みも作りたいんですけど、さすがに人員がいなすぎて、有給(休暇)や休日と合わせて長くするくらいしかできていないですね…」と本音で応じている。
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