入社4年目、社内にお手本がいる社員は「仕事のやりがい感じる」8割に 2014年4月18日 仕事のエコノミクス ツイート ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会が、2011年4月入社のビジネスパーソン約400人を対象に調査したところ、現在の仕事や業務内容に「面白さ」や「やりがい」を感じていると答えた人は、全体の62.5%を占めたという。 一方、現在の会社に「将来のロールモデル」となる上司や先輩がいると答えた人は42.1%。これらの結果をクロス集計したところ、仕事にやりがいを感じている人で「ロールモデルがいる」と答えた人は80.8%にのぼったが、やりがいを感じていない人では49.1%にとどまった。 「転職を考えたことがある」77%と意外な高さ ロールモデルとは、直訳すれば「役割の規範」となる。要するに「お手本として目指したい人物」「憧れの社員」と理解してよいだろう。 行動に影響を受けたり、真似をしたいと思ったりするだけでなく、「自分もあの年齢までには、あのような仕事をしたい」と自分の将来を投影できると存在という意味もある。 ロールモデルがいないということは、「この会社にいても先が見えない」という不安につながる。先輩や上司が「自分はああなりたくない」と感じる人ばかりの職場でも、同じような物足りなさを感じるかもしれない。 ロールモデルがいなければ、目の前の仕事が「明るい将来」につながっているという確信が持ちにくい。それゆえに「仕事のやりがい」にも大きく影響したと考えられる。 また、この4年間で「転職を考えたことがある」と答えた人は77.1%と、かなり多くなっている。最近の若者は、入社時点では「この会社で一生勤め上げたい」と考える人が大多数といわれるが、内心はそう従順でもなさそうだ。 新入社員に対する自由回答のメッセージには、「壁を乗り越えろ」「失敗から学べ」など、4年間で得た経験した挫折を糧に、成長していこうとする先輩社会人の姿が垣間見られる。 あわせてよみたい:ゆとり世代は上司に何を求めているのか
入社4年目、社内にお手本がいる社員は「仕事のやりがい感じる」8割に
ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会が、2011年4月入社のビジネスパーソン約400人を対象に調査したところ、現在の仕事や業務内容に「面白さ」や「やりがい」を感じていると答えた人は、全体の62.5%を占めたという。
一方、現在の会社に「将来のロールモデル」となる上司や先輩がいると答えた人は42.1%。これらの結果をクロス集計したところ、仕事にやりがいを感じている人で「ロールモデルがいる」と答えた人は80.8%にのぼったが、やりがいを感じていない人では49.1%にとどまった。
「転職を考えたことがある」77%と意外な高さ
ロールモデルとは、直訳すれば「役割の規範」となる。要するに「お手本として目指したい人物」「憧れの社員」と理解してよいだろう。
行動に影響を受けたり、真似をしたいと思ったりするだけでなく、「自分もあの年齢までには、あのような仕事をしたい」と自分の将来を投影できると存在という意味もある。
ロールモデルがいないということは、「この会社にいても先が見えない」という不安につながる。先輩や上司が「自分はああなりたくない」と感じる人ばかりの職場でも、同じような物足りなさを感じるかもしれない。
ロールモデルがいなければ、目の前の仕事が「明るい将来」につながっているという確信が持ちにくい。それゆえに「仕事のやりがい」にも大きく影響したと考えられる。
また、この4年間で「転職を考えたことがある」と答えた人は77.1%と、かなり多くなっている。最近の若者は、入社時点では「この会社で一生勤め上げたい」と考える人が大多数といわれるが、内心はそう従順でもなさそうだ。
新入社員に対する自由回答のメッセージには、「壁を乗り越えろ」「失敗から学べ」など、4年間で得た経験した挫折を糧に、成長していこうとする先輩社会人の姿が垣間見られる。
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