プロ野球の公式戦で「就活成功記念」! 個人向け「命名権」にご利益あり? 2014年8月20日 キャリコネ調査班 ツイート プロ野球の楽天イーグルスは、8月23日のイースタン(2軍)公式戦の冠名を、「後久大樹 就活成功記念デー」とすることを発表した。 「後久大樹」さんとは、楽天の個人ファンの名前。22日からのロッテ3連戦で楽天が販売していた個人向け命名権を、3万円で購入した。今年4月にも2軍の対日本ハムの命名権を購入し、「後久大樹 就活成功祈念デー」と名づけていた。 競艇の協賛レースで「彼女募集」、見事結婚へ 4月の試合では、後久さんには、始球式の投球権や協賛名ボードの設置、大久保2軍監督や選手から花束とサイン入りパネルが送られた。試合も4対3で楽天が勝利し、長谷部康平投手からは、 「今日は、後久さんのために投げました」 とエールがあったとか。命名者にとって貴重な思い出となったに違いない。 これに鼓舞されたのか、後久さんは見事に就職先を決め、今回の「記念デー」開催に至った。目立つことで、自らにプレッシャーをかけたことが功を奏したのか。それともスポーツ新聞などで取り上げられたことで、野球好きの採用担当者にアピールできたのだろうか。 個人で買える命名権で夢が叶った例は、競艇にもある。2003年の戸田競艇のあるレースは「『だいこんおろし』の彼女募集記念」と名づけられた。この模様はCS放送でも中継され、女性アナウンサーが当時38歳の「だいこんおろし」さんのプロフィールを読む際に吹き出してしまったことでも話題になった。 「ボートピア岡部をはじめ、桐生(競艇)、戸田(競艇)を愛する男。人柄は良いのに、なぜか女性には縁がない。ここいらで、人生というレースで万舟を取ってほしい、というオオイワノボル様からのメッセージが込められています(笑)」 オオイワさんという友人が、だいこんおろしさんの幸せを願って名づけたレースのようだ。この「彼女募集記念」は少なくとも第5回まで行われ、仲間内のツイッターによると2011年に結婚を果たしたようだ。12年には息子も誕生したという。 さしこ1位は「名古屋競馬場」の命名のおかげ? 自分が好きな芸能人を応援するために、地方競馬のレース名に個人が勝手に命名する例もある。AKB48のメンバー・指原莉乃さんが2012年5月にソロデビューした際、有志のファンがCD発売日に行われた名古屋競馬場のレースに冠を付けた。 第3レース「AKB48指原利乃ソロデビュー記念」 第4レース「本日発売!それでも好きだよ記念」 第5レース「全国指原クオリティ覚醒記念」 2ちゃんねるには、このレースを命名した人と思われる書き込みがあり、指原さんの愛称が「さしこ」なので「3・4・5レースにした」「少しでも話題になってくれると嬉しい」などと明かしている。これには「その行動力は尊敬に価します!」「いい仕事した!」といったレスが付いている。 こうした健気な応援のおかげか、指原さんのソロデビュー曲「それでも好きだよ」はオリコンデイリー1位、週間2位を獲得し、1週間で約12万枚を売り上げた。指原さんがその後AKB総選挙で1位となったのも周知のとおりだ。 名古屋競馬場では今年8月22日にも、「貴宏☆真理子結婚記念B9」(6レース)、「裕太☆愛子 結婚おめでとう杯B8」(7レース)という冠協賛レースが行われる。なんともめでたいレース名ばかりだ。 ちなみに協賛費用は1レース2万5000円で、表彰式の参加のほか、特別観覧席の招待券や、レース名を印字したゼッケンなどがプレゼントされる。それだけでも記念になりそうだが、さらに「幸運」が舞い込むなら安いものだ。 あわせてよみたい:年収300万円の男性が「フラれまくる」意外な理由とは 最新記事は@kigyo_insiderをフォロー/キャリコネ編集部Facebookに「いいね!」をお願いします
プロ野球の公式戦で「就活成功記念」! 個人向け「命名権」にご利益あり?
プロ野球の楽天イーグルスは、8月23日のイースタン(2軍)公式戦の冠名を、「後久大樹 就活成功記念デー」とすることを発表した。
「後久大樹」さんとは、楽天の個人ファンの名前。22日からのロッテ3連戦で楽天が販売していた個人向け命名権を、3万円で購入した。今年4月にも2軍の対日本ハムの命名権を購入し、「後久大樹 就活成功祈念デー」と名づけていた。
競艇の協賛レースで「彼女募集」、見事結婚へ
4月の試合では、後久さんには、始球式の投球権や協賛名ボードの設置、大久保2軍監督や選手から花束とサイン入りパネルが送られた。試合も4対3で楽天が勝利し、長谷部康平投手からは、
とエールがあったとか。命名者にとって貴重な思い出となったに違いない。
これに鼓舞されたのか、後久さんは見事に就職先を決め、今回の「記念デー」開催に至った。目立つことで、自らにプレッシャーをかけたことが功を奏したのか。それともスポーツ新聞などで取り上げられたことで、野球好きの採用担当者にアピールできたのだろうか。
個人で買える命名権で夢が叶った例は、競艇にもある。2003年の戸田競艇のあるレースは「『だいこんおろし』の彼女募集記念」と名づけられた。この模様はCS放送でも中継され、女性アナウンサーが当時38歳の「だいこんおろし」さんのプロフィールを読む際に吹き出してしまったことでも話題になった。
オオイワさんという友人が、だいこんおろしさんの幸せを願って名づけたレースのようだ。この「彼女募集記念」は少なくとも第5回まで行われ、仲間内のツイッターによると2011年に結婚を果たしたようだ。12年には息子も誕生したという。
さしこ1位は「名古屋競馬場」の命名のおかげ?
自分が好きな芸能人を応援するために、地方競馬のレース名に個人が勝手に命名する例もある。AKB48のメンバー・指原莉乃さんが2012年5月にソロデビューした際、有志のファンがCD発売日に行われた名古屋競馬場のレースに冠を付けた。
2ちゃんねるには、このレースを命名した人と思われる書き込みがあり、指原さんの愛称が「さしこ」なので「3・4・5レースにした」「少しでも話題になってくれると嬉しい」などと明かしている。これには「その行動力は尊敬に価します!」「いい仕事した!」といったレスが付いている。
こうした健気な応援のおかげか、指原さんのソロデビュー曲「それでも好きだよ」はオリコンデイリー1位、週間2位を獲得し、1週間で約12万枚を売り上げた。指原さんがその後AKB総選挙で1位となったのも周知のとおりだ。
名古屋競馬場では今年8月22日にも、「貴宏☆真理子結婚記念B9」(6レース)、「裕太☆愛子 結婚おめでとう杯B8」(7レース)という冠協賛レースが行われる。なんともめでたいレース名ばかりだ。
ちなみに協賛費用は1レース2万5000円で、表彰式の参加のほか、特別観覧席の招待券や、レース名を印字したゼッケンなどがプレゼントされる。それだけでも記念になりそうだが、さらに「幸運」が舞い込むなら安いものだ。
あわせてよみたい:年収300万円の男性が「フラれまくる」意外な理由とは
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