IT業界の定番5職種に求められている人
プログラマからシステムコンサルタント、アーキテクトなど、IT関連の職種は実に多種多様。しかし、年間を通してほとんど毎日募集がかけられている職種もあります。ここではIT業界で定番の5職種を紹介するとともに、求められている能力や企業が想定している人物像、採用傾向などを理解していきましょう。
プログラマ(Web・オープン系) ~若手IT人材の登竜門。問われるのは学習意欲~ Web・オープン系のプログラマを募集する企業は、多くの場合、20歳~30歳ほどの若手の求職者を想定しています。要求される言語はJavaやJavaScript、PHP、Perlなどが多く、経験年数は1~2年程度でOKという企業も少なくありません。 能力的なハードルが低い分、学習意欲や向上心のある人物が望まれており、求職者の“伸びしろ”が期待されています。採用試験では、入社後にどうステップアップしていきたいか具体的に示す必要があるでしょう。 |
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★求められる人物像 学習意欲と向上心のある人 |
★想定年収の目安 250万円~450万円 |
システムエンジニア(Web・オープン系) ~目安は経験3年以上。能動的に動ける人材が好印象!~ システムエンジニア(SE)には、基本設計からコーディング、テストまで、アプリケーション開発における一連の工程をこなせる能力が求められています。経験3年以上が目安であり、企業としては20代後半~30代後半までの求職者を想定していることが多いです。 望まれているのは、自ら課題を発見し、その解決のため道筋を見つけられる人物です。面接では、スキルだけでなく、会社や開発チームのために何ができるかをアピールすることが求められます。 |
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★求められる人物像 課題を発見し、解決策を実行できる人 |
★想定年収の目安 350万円~550万円 |
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プロジェクトマネジャー(Web・オープン系) ~チーム全体を牽引していく“高コミュ力”の持ち主~ 上流工程に携わりつつ、進捗管理やチーム管理など開発全体を引っ張っていくのがプロジェクトマネジャー(PM)。顧客との交渉役も担うため、スキルはもちろん、コミュニケーション能力も高レベルのものが求められます。 前職でPMを経験した人や、SEとしてチームリーダーなどを務めていた人などを、採用企業は想定しています。経歴書や面接では、どんなプロジェクトをどのように取りまとめてきたのか、具体的に説明することが要求されます。 |
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★求められる人物像 高いコミュニケーション力でチームを牽引できる人 |
★想定年収の目安 450万円~700万円 |
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インフラエンジニア(LAN・Web系) ~注目度アップ中。好奇心を維持し続けることがカギ~ インフラエンジニアは、サーバやネットワークの設計・構築などを主に手掛けます。ルータのチューニング、DB構築などに加え、近年はスマホ対応やクラウドサーバの技術も求められるなど重要度が高まっている職種です。 日進月歩で技術革新が起きる分野ですので、年齢を問わず新技術に対する好奇心が求められます。技術交流会に参加したり、CCNAなどのベンダー資格を取得したりするなど、自己研鑚の姿勢をアピールすることが転職で有利に働くでしょう。 |
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★求められる人物像 好奇心があり、新技術への関心が高い人 |
★想定年収の目安 350万円~700万円 |
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Webデザイナー ~スマホ普及で求人も増加。求められるスキルは多様に~ サイトデザインやコーディングなどに加え、Webサイトのスマホ対応やネイティブアプリのUIデザインなどもWebデザイナーが担うようになってきました。要求されるスキルも多様化しており、HTMLやCSS、Illustrator、モバイル向けの知識などさまざま。応募の際は求人内容をしっかり把握しましょう。 ただしクリエイティブな発想・姿勢が求められているのは、どの求人案件にも共通しています。作品集を持参するなどして、自分のデザインセンスをアピールしましょう。 |
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★求められる人物像 創造性にがありアイデアを形にする意欲がある人 |
★想定年収の目安 300万円~550万円 |