小売業界の年収ランキング2018

小売業界の年収ランキング2018

本ランキングは、「キャリコネ」のユーザーが投稿した情報をもとに、小売業界に属する平均年収*が高い企業をまとめたものです。

*本ランキングの平均年収とは、キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員が投稿した給与情報から算出したデータとなります。

【小売業界の年収ランキング】
※調査概要は下部に記載
1位:サンドラッグ(平均年収449万円)
~効率的な店舗経営で拡大を図る。10年で急速に成長中~


効率的な店舗運営のため、医薬品専門スタッフと店舗運営スタッフに分ける1店舗2ライン制を導入している「サンドラッグ」。売上高・経常利益は10年で約3倍となっています。口コミでは、「残業手当は出るので残業すれば身体はキツイがしっかり給料に反映される。本部社員の場合は業績によりボーナスが大きく変わってくる。店舗勤務ではボーナスは年2回で決算達成の賞与などはない。額としては大体2か月分」(店長/20代後半男性/年収520万円)などの声がありました。大卒初任給は20万7000円(2018年4月実績)。薬剤師の初任給は33万6600円(※)となっています。
※2018年9月時点の情報。調剤業務とOTCカウンセリング業務ともに担う

2位:スギ薬局(平均年収433万円)
~採用時の職種を問わない柔軟なキャリア形成が可能~


「スギ薬局」は職種に縛られずさまざまなキャリア形成ができるジョブローテーション制度や自己申告制度などを導入しており、単に職位を上げるのみならず、店舗から本社スタッフなどへの異動例も多いようです。給与に関しては、「薬剤師の業界水準と同じだと思います。他社との条件是正のため、2014年の後期の賞与から増額になりました。2015年からは2回の賞与含め、年間総額600万円を目安にしているとのことです。また、所定の時間を超えたぶんに関しては、全て残業代として支給されます」(薬剤師/20代後半男性/年収580万円)といった声も。

3位:セブン-イレブン・ジャパン(平均年収430万円)
~小売業界店舗数世界No1。成果主義に基づいた透明性の高い評価制度~


コンビニ業界最大手の「セブン-イレブン・ジャパン」。成果主義に基づいて公平な評価をする方針で、加盟店へ助言を行うOFC職では担当店舗の売上・利益の伸びなどが評価基準となります。「休日買上制度があり、週休2日とれないとそのぶんが翌月に1日当たり約1万8000円で買い上げられる(資格により変動、1万8000円は最低ランク)(※)」(スーパーバイザー/20代後半男性/年収600万円)、「残業代は申請すれば出ますので問題ありません。同世代の方よりも年収は高い設定だと思います。賞与も年2回しっかりと出ると思います」(その他職種/20代前半男性/年収500万円)といった声も。
※2015年度に関する投稿

4位:ファミリーマート(平均年収429万円)
~サークルKサンクスとの統合で業界2位に。新事業の動きも活発化~


海外もあわせて約2万4500店を展開(※)し、オフィス内への出店や「ドン・キホーテ」、「TSUTAYA」などとの共同店舗の運営にも積極的な「ファミリーマート」。「全国的レベルの企業にふさわしい内容の給料だったと思います。報酬の額や査定制度の妥当性には大変満足している」(法人営業/30代前半女性/年収500万円)、「達成基準は細かく規定されており、上司からのフィードバック面談があり、自身に足りないスキルを指摘されて、成長を促してくれるため評価制度に不満を抱える社員は少ないと思われる」(コンサルティング営業/20代後半男性/年収550万円)といった口コミがありました。
※2017年2月時点のデータ

5位:イオンリテール(平均年収411万円)
~総合スーパー最大手。買物割引制度などの福利厚生も手厚い~


総合スーパー業界で売上高トップの「イオンリテール」。「年1回の試験によって階級が上がります。正社員はJ1→J2→J3→M1→M2→M3→S1→S2→S3のように上がっていきます。J3からの合格難易度が高く5~8%ほど。年収もこれによって決まります」(カウンターセールス/20代前半男性/年収300万円)との口コミも。「J3という売場責任者の標準職位で420万円。そこに家賃補助が3.4万円付き、住宅手当がない企業に換算すると460万円」(店長/30代前半男性/年収420万円)という声もあり、額面以上に財産形成はしやすいようです。

6位:ヨドバシカメラ(平均年収388万円)

「ボーナスは年2回必ずある。4か月分ほど。チームでの売り上げ・販売台数目標はあるが、達成しなくても給料は変わらない。ただし、評価にはつながる」
(ショップスタッフ/20代前半女性/年収410万円)

7位:ローソン(平均年収384万円)

「給与については、同業界のなかでも良いほうだと思う。ボーナスによって年収が上下するが、基本生活に困るような低い給与になることはない。スーパーバイザーであれば600万円ほどの年収になると思う。査定制度はいろいろな指標で判断され、妥当性はあると思う」
(スーパーバイザー/30代後半男性/年収600万円)

8位:そごう・西武(平均年収374万円)

「小売業として見れば平均くらい。残業代が稼げる部署であれば同期とは数万円の差が出てくる」
(店舗スタッフ関連職/30代前半女性/年収400万円)

9位:ヤマダ電機(平均年収351万円)

「売上の一部がインセンティブとして還元されるため、頑張れば給与に反映される」
(営業マネージャー/30代前半男性/年収500万円)

10位:コメリ(平均年収344万円)

「仕事の責任に応じた給与であると感じる。年功序列で昇級していく部分ももちろんあるが、出世することでの昇給が非常に大きい。頑張れば頑張ったぶんだけ給与や賞与に反映されると思う。取り組みや頑張りも評価してもらえるぶん、数字がすべての世界ではない」
(店長/20代後半男性/年収380万円)

<調査概要> 「小売業界の年収ランキング」
調査対象:『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「百貨店」「コンビニエンスストア」「スーパー」「地方スーパー」「ホームセンター、ディスカウントストア」「ドラッグストア」「家電量販店」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に雇用形態が正社員のユーザーから給与明細投稿が20件以上寄せられた企業
対象期間:2015年4月1日~2018年3月31日
回答者:キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員
※本ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、企業が発表している数値とは乖離がある場合があります

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