企業の株式を保有する株主が経営陣を選出し、その経営陣の経営方針に従い社員が働くという構造が大前提である以上、社員が自らの意志を持って働く意義を見出すことは困難です。特に日本は明治時代より行政や財閥主導の組織が形成され、長期にわたり護送船団方式で企業や行政官庁が運営されてきたため、自由な市場競争の原理よりも横並びや調和が重視され、ビジネスパーソンのキャリア形成の阻害要因となってきました。
また、系列化された企業群は広告主としてマスメディアに大きな影響力を持ち、企業のイメージアップになる情報を誇大に宣伝するため、働く人々が企業の実態を正確に知る手段が限られています。
キャリコネは、これらの問題を解決すべく、企業や行政機関に左右されない、働く人々のためのメディアを目指します。社員から提供された口コミ情報を元に、企業の実態を調査し、ビジネスパーソンにキャリア形成において重要な情報を提供します。