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入社後5年ぐらいは順当に給与が上がるが、それからは、大きなプロジェクトのプロジェクトマネージャーになり、成果を挙げないと評価されない。上長に気に入られると上がりやすい。

評価制度に関しては、改善の余地があると感じました。特に、目標管理制度（MBO）の面談が行われず、評価が一方的に決定されることがありました。これにより、モチベーションが下がることもありました。また、プロジェクトの内容が事前に説明されたものと異なることがあり、期待していた業務と実際の業務にギャップを感じることがありました。さらに、退職を考えた際には、上司とのコミュニケーションがうまくいかず、感情的な対応を受けたこともありました。全体的に、透明性のある評価制度と、誠実なコミュニケーションが求められると感じています。

給与体系は、若手のうちは緩やかに昇給していくものの、年功序列の影響で一定の年齢やランクに達すると頭打ちになることが多いです。役職がつかない限り、給与の大幅な増加は期待しにくいです。しかし、賞与は業績に応じて支給されるため、良い年にはかなりの額を受け取ることができます。ただし、業績に依存するため、安定性には欠ける面もあります。

評価制度については、MBOを導入しており、目標設定や評価基準がある程度明確に示されています。最終的な評価は上司との関係性や個人のアピール力が影響するため、上司とのコミュニケーションが重要です。目標設定の段階から上司としっかりとすり合わせを行うことで、評価に対する納得感を得やすい環境です。

社内の規定やルールがしっかりと整備されており、特にQMSやISMSに基づいた運用が行われています。これにより、エンジニアとしては時に窮屈に感じることもありますが、逆に言えば、ルールに従って業務を進めることで、一定の成果を上げやすい環境が整っています。部署によってはコミュニケーションが活発で、和やかな雰囲気が漂う一方で、あまり交流が見られないところもあります。配属先の雰囲気に影響されやすいので、どの部署に配属されるかが重要です。全体としては、真面目で優しい人が多く、安心して働ける職場です。

ワークライフバランスが非常に整っており、個々のペースで働ける環境が魅力です。私のチームでは、休暇の取得が柔軟で、理由があれば当日でも休むことが可能です。繁忙期を除けば、残業は少なく、月45時間を超えることはほとんどありません。もし超えそうな場合は、上司が調整を行い、時短勤務を導入することもあります。産休や育休、時短勤務を利用するメンバーも多く、チームの約半数が時短勤務を選択しています。在宅勤務も週一の出社が基本で、出社が難しい場合は在宅での勤務が認められています。コロナ禍では完全在宅でしたが、現在は出社が推奨されています。業務のカバー体制が整っているため、特定のメンバーに負担が集中することはなく、安心して働ける職場です。

親会社である大阪ガスからの安定した受注があるため、業績は比較的安定しています。ガス関連の仕事が多く、業界特有の安定感があるのは魅力です。しかし、新しい事業の開拓や外部への販売活動はあまり活発ではなく、成長の余地があると感じます。社内文化はやや保守的で、変化を求める人には物足りなさを感じるかもしれません。安定を重視する方には向いている職場ですが、革新を求める方には少し物足りないかもしれません。

システムインテグレーション業界において、従来の人月ベースのビジネスモデルが限界を迎えつつある中、新たな技術や事業へのシフトが求められています。私の勤務先でも、未来に向けた取り組みが進行中ですが、その方向性が明確でないため、将来の業績に対する不安が拭えません。一方で、大阪ガスの子会社という安定した基盤があり、システムの受注が途絶える心配は少ないです。外部の顧客との関係も良好で、信頼を築けている点は心強いです。業界の変化に対応しつつ、安定した基盤を活かしてどのように成長していくのか、今後の展開に期待しています。

大阪ガスでの勤務は、安定した事業基盤があるため、将来にわたって安心感があります。特に、外部への販売活動においては、社員の評判が高く、信頼されていると感じます。技術面では、優れたスキルを持つ人材が多く在籍しており、その点は非常に心強いです。しかし、技術力を活かした新しいサービスの開発には、まだ改善の余地があると感じます。技術を活用した革新的なサービスが増えれば、さらに成長が期待できるでしょう。全体として、安定性と技術力の高さが魅力の職場です。