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会社で寝てこそ「真の社畜」 土足厳禁は「せめて綺麗な床で寝たいから」
納期が迫っている。しかし仕事は終わらず、終電にも間に合いそうにない――。そんな社畜たちにとって、少しでも体力を回復する方法が「会社で寝る」という選択肢だ。
プログラマーや広告代理店、編集プロダクションなどクリエイティブな仕事で、徹夜をする人も少なくないが、「高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』が出来るまで」というエントリーによると、膨大な作業量をこなすため、スタッフたちから「事務所を土足厳禁にしてほしい」というリクエストが出たそうだ。
基本は「床」。寝袋があれば最強
会社で寝る社畜にとって、「床で寝る」スタイルは割とオーソドックスである。かなり広々としているし、何しろ平らだ。ツイッターでは、こんな寝方の工夫をしている人も見られた。
ただ、床は硬いので「身体バッキバキ」になりがちだ。エアコンで冷えや乾燥があると、仕事で体力も奪われているため風邪を引きやすくなる。それを解消できると重宝されているのが「寝袋」だ。
イスを利用して寝る社畜もいる。ツイッターでは7月23日に、あるユーザー(@sui_gin)が「ベッドのない会社でどうやって寝てるの…と聞かれたので図説」と、イラスト入りで5つのタイプの寝相を紹介して話題になった。
仮眠室があると「ホワイト企業」なのか
この中で、社畜たちから最も支持を得ているのは「社畜の安寧」というスタイル。肘掛けのないイスを5つ横に並べ、座面に横になる型だ。頭と腰、脚の安定が十分に図られている。
さらに、机に覆いかぶさって寝る「降伏型」や、床に正座してイスの座面に突っ伏す「orz型」など、ユニークなネーミングで図解している。これに飽き足らないプロ社畜の中には、
と、新たな睡眠法を紹介する人もいる。
かつて勤めた会社に「仮眠室」と「大量のお昼寝用ソファ」があったことを「ホワイト企業だったな」と自嘲気味に語るコメントには、「仮眠室は甘え」というツッコミも。さらに「社畜の鎖自慢だろ」と批判する人もいる。
ただ、いちど「会社で寝る」選択肢を覚えてしまうと、つい「今日は帰らなくていいか」「通勤時間ムダだし」と面倒になってしまうもの。しかしそれは錯覚でしかない。世の社畜たちに、自宅の寝床でグッスリ眠る本当の「安寧」が早く来て欲しいものだ。
あわせてよみたい:アクセンチュア「年収850万円」の給与明細
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