あらゆる業種・職種でIT化が進み、今やITデバイスやパソコンソフトは仕事をするうえで欠かせない存在となっています。しかし、企業でのパソコンソフトの違法コピーが近年問題になっています。現在会社で使っているソフトウェアは、正式に購入されたものでしょうか?
- 目次
- パソコンソフトによってはライセンスが必要
- 違法コピーは何が悪い?
- 会社が違法コピーをしていることを知ってしまったら?
パソコンソフトによってはライセンスが必要
会社のパソコンソフトが違法コピーだったら…
企業でよく使われる代表的なソフトとして、
・マイクロソフト社 Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)
・アドビ社/Adobe Illustrator、Photoshopなど
・ジャストシステム社/一太郎
といったものがあります。
こうした商用ソフトは使用にあたって基本的にライセンスが必要ですが、ルールを無視した違法コピーが行われているケースがあります。ライセンス契約の種類も複雑化していますが、正しく管理していなければコンプライアンス違反となってしまうのです。
違法コピーは何が悪い?
「予算がないから」とインストール可能台数を超えてパソコンにインストールしたり、海賊版を購入したりする悪質なケースは当然NGです。また、企業側がきちんとソフトウェアのインストール台数の管理をしておらず、把握しないまま違反状態になっているということも考えられるでしょう。
違法コピーは著作権の侵害であり、明らかな法律違反です。民事責任(賠償請求責任)が生じるケースや、刑事罰が科せられることもあります。経済的な損失があるだけではなく、これまで積み上げてきた企業の信用を失い、回復には時間がかかるでしょう。社会的な制裁も受けることになるのです。
会社が違法コピーをしていることを知ってしまったら?
「違法コピーをしている」と知った場合、故意でなければまず会社側に指摘しましょう。悪質なケースの場合、BSA(ビジネス・ソフトウェア・アライアンス)やACCS(一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)のWebサイトを通じて報告することができます。
意図的な違法コピーを日常的に行っている企業の場合、その他の面でもコンプライアンス違反をしている可能性があるでしょう。
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