職種研究アプリケーションエンジニア

DODAの平均年収ランキング2017によると、IT・通信系職種の「スマホアプリ・ネイティブアプリ系エンジニア」の平均年収は418万円。「Webサービスエンジニア」の平均年収は434万円です。IT・通信の技術系職種全体での平均年収は463万円なので、やや低めの傾向にあります。[1]

ただし、実際はアプリ開発に携わっていても、職種名を「SE」「プログラマ」等と答えるエンジニアもいるでしょう。また、複数の職種を掛け持ちしているケースもあり、年収の実態は捉えづらい面があります。

[1]パーソルキャリア株式会社「DODA平均年収ランキング2017　職種別」（DODA) https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/ （2018年3月18日アクセス）

アプリケーションエンジニアの年収傾向

幅広い知識と高度な技術力が年収アップにつながります。特に、以下のような経験・実績は評価されやすいでしょう。

・新しい技術を用いた複雑な開発案件
・大規模な開発案件における負荷対策
・受注額が大きいプロジェクト
・グローバル展開されるなど、利用範囲が広いアプリの開発
・マネジメント経験
・市場分析やコンサルティングによって顧客の課題を解決した経験

口コミから見るアプリケーションエンジニアの年収（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられたアプリケーションエンジニアの平均年収は489万円となっています。全体平均と比較すると＋41万円となっており、比較的年収は高い傾向にあります。

アプリケーションエンジニアの平均年収が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中でアプリケーションエンジニアの年収が高い企業です。

開発したアプリが正常に動作し、顧客やユーザーの反応がよかったときには大きな達成感を得られるでしょう。リーダーやマネージャ等へのステップアップを考えて、業務以外でも知識を深め、プロジェクトマネージャ試験等を受ける人もいます。自分の努力次第で評価や報酬が上がる可能性を秘めているのも魅力のひとつでしょう。

一方、開発プロジェクトではさまざまなメンバーと関わるため、コミュニケーションの面で苦労する場面もあるかもしれません。また、トラブルが起きた際や納期前には残業が多くなる傾向にあります。

口コミから見るアプリケーションエンジニアの総合評価（キャリコネ平均）

口コミから見るアプリケーションエンジニアの平均残業時間（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられたアプリケーションエンジニアの1か月の平均残業時間は、36.2時間で、全体と比較すると＋4.0時間です。全体として残業時間は標準です。

アプリケーションエンジニアの総合評価が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中でアプリケーションエンジニアの総合評価が高い企業です。