職種研究MR（Medical Representatives）

DODAの調査によると、「営業－医薬品メーカー」（MRを含む）の年収は平均651万円。年代別では、20代が496万円、30代が699万円、40代が847万円、50代が958万円となっています。[1]
ほかの営業職の年収と比べてもひときわ高い平均額です。

[1] パーソルキャリア株式会社「平均年収ランキング2017（153職種の平均年収／生涯賃金）」（DODA）https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/（2018年2月28日アクセス）

MRの年収傾向

大手製薬会社であれば、平均年収1,000万円以上というケースもあるようです。国により薬価が定められている医薬品は収益性が高いうえ、各種手当が充実していることも大きいでしょう。

営業日当（営業手当）に加えて外勤手当を毎月5万円以上支給している企業もありますし、全国転勤がある関係上、充実した家賃補助をつけている企業も多いのです。家賃の8割が会社負担という場合もあります。外資系でも同様に福利厚生が充実していることが多いようです。

どの領域の薬剤を扱っているかによってもMRの収入は変わってきます。オンコロジー領域や自己免疫疾患領域、中枢神経系領域（CNS領域）など、成長著しい分野や希少分野の専門性があれば年収も高くなるでしょう。

口コミから見るMR（Medical Representatives）の年収（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられたMR（Medical Representatives）の平均年収は635万円となっています。全体平均と比較すると＋187万円となっており、比較的年収は高い傾向にあります。

MR（Medical Representatives）の平均年収が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中でMR（Medical Representatives）の年収が高い企業です。

MRは医療の現場と接点が多く、患者の健康や命を支える仕事です。自社の薬品を使って治療がうまくいった話を直接聞けるのも醍醐味のひとつでしょう。

時間外労働はほかの職種に比較して多くなりがちですが、その分手当が手厚く、給与を含めた仕事全体の満足度は、概ね高い傾向にあります。

口コミから見るMR（Medical Representatives）の総合評価（キャリコネ平均）

口コミから見るMR（Medical Representatives）の平均残業時間（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられたMR（Medical Representatives）の1か月の平均残業時間は、31.4時間で、全体と比較すると-0.9時間です。全体として残業時間は標準です。

MR（Medical Representatives）の総合評価が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中でMR（Medical Representatives）の総合評価が高い企業です。