職種研究機械設計

マイナビ転職のモデル年収平均ランキング（2017年）によると、機械・機構設計は家電・コンピューター・通信機器系のモデル年収平均が最も高く、569万円です。自動車・輸送用機器系は550万円、工作機械・ロボット・機械系は526万円、精密・医療用機器系は512万円という結果でした。[1]

[1]株式会社マイナビ「2017年版 職種別・業種別・年齢別モデル年収平均ランキング」（マイナビ転職） https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/index （2018年3月11日アクセス）

機械設計の年収傾向

機械設計は、現場で経験を積みながらスキルアップしていく職種です。そのため、年収も経験年数に比例して上がっていくことが多いでしょう。また、所属する企業の規模も年収に影響します。

設計事務所よりもメーカーのほうが年収は高い傾向にあり、メーカーのなかでも大手のほうが高めです。

なお、資格を取得した場合、合格一時金や継続した資格手当を給付する企業もあります。例えば、機械設計技術者試験の1級に合格している場合、年間数万円～数十万円の手当を支給する企業もあるようです。

口コミから見る機械設計の年収（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられた機械設計の平均年収は509万円となっています。全体平均と比較すると＋61万円となっており、比較的年収は高い傾向にあります。

機械設計の平均年収が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中で機械設計の年収が高い企業です。

自分が設計した製品が市場で人の役に立つのを見たとき、大きなやりがいを感じられるでしょう。時代によって求められるデザインや機能が変わっていくため、最先端のニーズを追いかけ、形にしていく難しさに挑戦することが醍醐味と言えます。

一方で、短納期・高品質を求められて残業が多いケースもあるでしょう。特に、受託して設計・開発を行う設計事務所等は納期が厳しい都合上、残業が多い傾向にあります。

口コミから見る機械設計の総合評価（キャリコネ平均）

口コミから見る機械設計の平均残業時間（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられた機械設計の1か月の平均残業時間は、34.8時間で、全体と比較すると＋2.6時間です。全体として残業時間は標準です。

機械設計の総合評価が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中で機械設計の総合評価が高い企業です。