職種研究金融アナリスト

DODAのデータによると、運用（ファンドマネージャー／ディーラー／アナリスト）の年収は平均837万円。年代別では、20代が566万円、30代が834万円、40代が1,294万円で、他職種の平均年収よりかなり高めです。[1]

専門性が高いことはもちろん、人の財産に対して責任を感じるストレスや、勤務時間の長さに比例しているものと考えられます。

[1]パーソルキャリア株式会社「平均年収ランキング2017（153職種の平均年収／生涯賃金）」（DODA） https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/ （2018年3月2日アクセス）

アナリストの年収傾向

アナリストの年収は、日系と外資系、経験年数、企業規模などによって大きく変わってきます。

日系と外資系であれは、外資系の年収のほうが高い傾向にあるでしょう。全体的に成果主義の職種ですが、外資系は一層その割合が多いからです。所属企業の規模と経験年数も原則年収に比例します。

転職市場では、大企業で規模の大きい顧客相手に豊富な経験を積んでいるアナリストが高年収を提示されるでしょう。

ただし、刻一刻と変わるマーケットにおける俊敏な判断も必要となる仕事なので、年齢的限界が早いとも言われています。他の職種に比べて年収が高いのは、収入を先取りしていると見ることもできるでしょう。

口コミから見る金融アナリストの年収（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられた金融アナリストの平均年収は821万円となっています。全体平均と比較すると＋373万円となっており、比較的年収は高い傾向にあります。

金融アナリストの平均年収が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中で金融アナリストの年収が高い企業です。

アナリストは、自分の発信した情報によって顧客の資産に影響が出るというプレッシャーがつきまといます。レポート執筆や客先訪問に加え、海外時間の会議があるなど、勤務時間も長くなるでしょう。激務で辞めてしまう人も少なくありません。

一方で、分析力、語学力、情報収集力など、全てにおいて高度な能力を求められ、誰もができる仕事ではないでしょう。的確なアドバイスにより成功したときの喜びが大きなモチベーションになる点で、非常にやりがいのある仕事です。

口コミから見る金融アナリストの総合評価（キャリコネ平均）

口コミから見る金融アナリストの平均残業時間（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられた金融アナリストの1か月の平均残業時間は、41.3時間で、全体と比較すると＋9.0時間です。全体として残業時間は長い傾向にあります。

金融アナリストの総合評価が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中で金融アナリストの総合評価が高い企業です。