職種研究生産技術

求人サイトDODAの平均年収ランキング2017によると、生産技術の年収は平均488万円。年代別では、20代が402万円、30代が526万円、40代が610万円、50代が678万円です。[1]
電気、電子、機械系の技術職全体の平均年収は484万円なので、この分野では平均的と言えるでしょう。

[1] パーソルキャリア株式会社「DODA平均年収ランキング2017　職種別」（DODA) https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/ （2018年3月14日アクセス）

生産技術の年収傾向

経験がものをいう職種でもあるため、ある程度の年齢までは成果による年収差が出にくいケースが多いでしょう。ただし、外資系企業の場合、実力主義の評価体制を採用している企業も多く、30代でも管理職として高い年収を受け取る人もいます。

また、規模の大きな生産ラインを任され、その後管理職としてキャリアアップしていくことが多いようです。大規模な生産ラインに関わる機会があれば、積極的に経験・知識を増やしていくといいでしょう。

海外に生産拠点を置いている場合、英語に長けた生産技術が求められます。仕事の幅が広がり、海外赴任などのプラスアルファの経験ができる可能性もあるでしょう。英語力が年収に影響を与えることもあり得ます。

また、業界による年収差もあるでしょう。同じ生産技術でも、医薬品業界は他に比較して高い傾向にあるようです。

口コミから見る生産技術の年収（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられた生産技術の平均年収は484万円となっています。全体平均と比較すると＋36万円となっており、比較的年収は高い傾向にあります。

生産技術の平均年収が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中で生産技術の年収が高い企業です。

自身が設計した設備や工程がスムーズに稼働し、無事に生産された製品が市場で役立っているのを見たときは、大きなやりがいを感じるでしょう。効率的に生産できる仕組みを作ることができれば、会社に大きく貢献します。それも生産技術の醍醐味です。

ただし、新しい製品の製造を始める際には、生産ラインの立ち上げ準備のために土日休みが減る可能性がある点を留意しておきましょう。繁忙期には残業が多くなることもあります。

口コミから見る生産技術の総合評価（キャリコネ平均）

口コミから見る生産技術の平均残業時間（キャリコネ平均）

キャリコネに寄せられた生産技術の1か月の平均残業時間は、31.2時間で、全体と比較すると-1.1時間です。全体として残業時間は標準です。

生産技術の総合評価が高い企業

キャリコネに寄せられた口コミの中で生産技術の総合評価が高い企業です。